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日本の2大テーマパークと言えば、やはりTDR(東京ディズニーリゾート)とUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)ですよね。
どちらも大人気で連日大混雑しているみたいです。私の同僚にもディズニーが好きで毎年1回は必ず行っている人と、ユニバが好きで毎年何回か遊びに行く人がいます。
どちらも違って面白いみたいです。(私はあまり行かないので最近のアトラクションはからっきしです)
さて、USJのパスポートについては以前の記事「USJパスポートが金券ショップでなかなか買えない3つの理由」でも取り上げましたが、USJでアトラクションを楽しむためにはやはりエクスプレスパスがあるといいですよね。
ただ、このUSJエクスプレスパスが今ヤフオクで全く出品されていないのはご存知でしたか?
これにはある理由があります。今日はその話をしたいと思います。
この記事をご覧の方には「ヤフオクで1万回以上出品した私がお伝えするヤフーオークションのコツ」も参考になります。
USJエクスプレスパスとは
USJエクスプレスパスとは、アトラクションの待ち時間をなくし、USJをより楽しむためのパスポートです。
USJは入場してしまえば、基本的にアトラクションの利用などではお金がかからないようになっています。
ただ、休日はもちろん、平日でも混雑している日が多く、パスポートだけの購入で入場しても、アトラクションのために2時間ほど並んだりと、楽しさも半減してしまうものになってしまいます。
これを解決するのがエクスプレスパスです。エクスプレスパスを購入しておけば、アトラクションの待ち時間を大幅に短縮できるようになっています。
エクスプレスパスには種類もありますから、下に紹介しておきます。詳しい情報を知りたい方はUSJ公式サイトへのリンクも付けておきますから、そちらを参照ください。
USJエクスプレスパスの種類一覧
USJエクスプレスパスは利用予定日を指定して購入するもので、万が一利用できなくなってしまった場合も、返品や返金はできません。また、利用予定日の3ヶ月前から購入することができます。
行こうと思った日のエクスプレスパスが売り切れてるんだけど!?
USJエクスプレスパスは、利用予定日を指定して購入するものなのですが、利用予定日の3ヶ月前から購入できるようになっています。
そのため、かなり前から計画を立てておかないと、利用できるアトラクションが多いエクスプレスパスは購入できないことがほとんどです。
どのくらいで売り切れが出始めるかというと、土日祝日の場合は2ヶ月前ぐらいが目安になります。このレベルになると普通の人は予定を立てにくいですよね。
しかもやっかいなことに、エクスプレスパスは万が一怪我や病気でUSJに遊びに行けなくなってしまったとしても、返品・返金の対応がありません。
一般的な感覚だと、予定を決められるのは2週間前ぐらいだと思います。それより早いと、イレギュラーが起きやすいので、あまりおすすめはできません。
私がお店で切符を売る時も、2週間以上先の切符を購入するお客様には必ず一言確認するようにしています。
その返答次第では、もう少ししてから買った方がいいですよ。とおすすめすることもあるぐらいです。
こういったことが原因で、USJエクスプレスパスを購入しておいたのはいいけど、行けなくなってしまった人というのは必ず一定数出てきます。
中には転売屋と呼ばれる人もいるかもしれませんが、ほとんどは一般の方でしょう。そもそもそんなに前から予定を立てるのは無理があるのです。
ヤフオクからUSJエクスプレスパスがなくなってしまった理由
USJでは転売禁止を公式ページにも記載していますが、当事者はたまったものではないでしょう。
エクスプレスパスはUSJのパスポートとほぼ同じぐらいかそれより高い値段(4200円~9800円)になっていますから、諦めろと言われても無理でしょう。
なので、利用日2週間~3週間前のUSJエクスプレスパスは今までヤフオクに出品されることが多く、中には定価より高い金額がつくこともありました。
中には転売屋と呼ばれる転売目的での購入をする人もいたと思います。
そこを問題視したUSJ側が今月11月から転売でのチケット購入とみられるチケットに関しての全面利用禁止を発表しています。
USJのプレスリリースがあってすぐは、ヤフオクからエクスプレスパスが全くなくなってしまうという事態になりました。
※今では若干出品されているようです。
USJの転売対策は成功するか?
USJの転売封じ込め策が成功するかですが、私は正直失敗するのではないかと思っています。
というのは、転売を防止する方法はすでにあるのに、USJがその取り組みをしていないだけだと考えているからです。
チケットの転売を防止したいのであれば、USJ側が返品・返金に対応するべきだと私は考えています。
もしくは、チケットを1ヶ月先までのものしか購入できないようにするなど、そもそも転売が起こらないような仕組みを構築していく余地が現状のUSJチケット販売方式には残されています。
これはライブのチケットなどに関しても同じだと思いますが、簡単に言うと下のようになってます。
- 3ヶ月先のチケット販売するよ♪
- でも体調が悪くなったり身内に不幸があったりしても返品・返金は受け付けないよ!
- しかも転売も禁止するよ、何があっても購入したチケットを利用してね♪
- それに数量限定だから早い者勝ちだよ!早く購入してね♪
これだけ見ると、
消費者なめんな!としか思えません。
USJほど人気のあるテーマパークだったら、返品・返金、さらに転売も禁止するのであれば、せめてチケットの購入は1ヶ月先まで可能とすれば十分だと思います。
それか、会員制のチケット転売システムをUSJが作り、その内部でのみ定価での転売を可能にし、かかる経費を出品者に負担してもらうようなシステムの構築の方が、転売防止策より先にすべきことだと私は考えています。
実際に「チケットぴあ」で発券前チケットを転売可能にするなどの対応もあるので、転売対策に私が最も効果的だと考えるのは、公式によるチケット転売システムの開発だと思っています。