運営者情報はこちらです。金券ショップ取扱商品の確認も可能です。
春・夏・冬のそれぞれの時期で販売・利用が始まる青春18きっぷ(青春18切符)をご存知でしょうか?
青春18きっぷは1回分2,370円で1日乗り降り自由となる特別切符で、意外かもしれませんが利用に年齢制限はありません。
学割に並び学生の味方として大活躍してくれる青春18きっぷですが、社会人の方やご年配の方にも大人気の商品となっています。
青春18きっぷは金券ショップでも販売しています。しかも、金券ショップでは5回券だけでなく、1回券や2回券などのバラ券も販売しています。毎年シーズンになるとお客様がたくさん来店してくれます。
だれでもそうですが、初めて青春18きっぷを使う人は、青春18きっぷについてよく知らない方が多いです。
店頭でもなるべく詳しく説明をしていますが、ちょっと事前に調べておくだけでも大分違うので、青春18きっぷについての基本情報をまとめておくことにしました。
この記事をご覧の方には「青春18きっぷのバラ券を金券ショップで購入する4つのコツ」も参考になります。
青春18きっぷとは
青春18きっぷは春・夏・冬の毎年決まった期間に販売・利用できるようになる特別切符です。
10数年ほど前は回数券と同じようにバラバラにして利用することもできたのですが、現在では改札口で切符の表面に日付印や駅員のサインをもらう仕組みになっています。
青春18きっぷは5枚つづりの切符ではなく1枚の切符
ちなみに、金券ショップでバラ券の販売もしているため勘違いしている人も多いのですが、青春18きっぷは5枚セットの切符ではありません。切符自体は1枚(+説明書)となっています。
つまり、青春18きっぷのバラ券は、使った後に売りに来た人がいた場合のみ、金券ショップに入荷することになります。
そのため、金券ショップでも利用開始前や利用開始日にバラ券を購入することはほぼ不可能となっています。
青春18きっぷの利用期間・販売期間
青春18きっぷの大きな特徴として、利用期間と販売期間に若干の違いがあることが挙げられます。販売開始=利用開始とはならないのと、利用可能時期なら必ず青春18きっぷが購入できるというわけではないので注意が必要です。
春の青春18きっぷ
販売期間 | 2月20日~3月31日 |
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利用期間 | 3月1日~4月10日 |
春の青春18きっぷについてはこちら
夏の青春18きっぷ
販売期間 | 7月1日~8月31日 |
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利用期間 | 7月20日~9月10日 |
夏の青春18きっぷについてはこちら
冬の青春18きっぷ
販売期間 | 12月1日~12月31日 |
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利用期間 | 12月10日~1月10日 |
冬の青春18きっぷについてはこちら
どの時期でも販売開始は利用開始の10日~20日前となっていて、販売期間は利用期間の10 日前に終了するようになっています。
販売期間が利用期間より早く始まる理由
早く販売を始める理由はよくわかりませんが、季節商材とはいえ毎年販売される定番商品ですから、ある程度余裕を持って販売を始めておかないと、利用開始日に大行列になってしまうなど弊害があるのだと予想できます。
販売終了が利用終了の10日前であることも、青春18きっぷが5日分利用できることを考えれば自然なことだと思います。
金券ショップではJRより早く5回券の販売が終わる
お客様の中に毎年いらっしゃるのが、利用終了日から10日以内に青春18きっぷの5回券を購入しようとする人です。
JRでは販売期間が過ぎれば購入できませんが、金券ショップは基本的に販売期間より早く5回券の販売を終了します。目安としては利用終了日の前月20日~25日頃になると考えておけばいいでしょう。
青春18きっぷの値段について
JRの青春18きっぷの回数別値段表
青春18きっぷ 残り回数 |
JR定価 (評価額) |
1回分 |
---|---|---|
5回券 | 11,850 円 | 2,370 円 |
4回券 | 9,480 円 | 2,370 円 |
3回券 | 7,110 円 | 2,370 円 |
2回券 | 4,740 円 | 2,370 円 |
1回券 | 2,370 円 | 2,370 円 |
まずはJRの青春18きっぷ(5回券)の定価と青春18きっぷの1回分の価格を紹介します。4回券以下は1回分の価格×残り回数の評価額としています。
JRでは青春18きっぷ5回券のみ購入することができます。金券ショップと違って、JRでは1回券~4回券などの青春18きっぷのバラ券は販売していませんし、買取や払い戻しもしていません。
次に紹介するのが金券ショップでの販売価格です。残り回数が少なければ少ないほど、どうしてもJRの定価から算出した評価額より高くなってしまいます。
金券ショップの青春18きっぷの回数別値段表
青春18きっぷ 残り回数 |
金券ショップ 販売価格 (目安) |
1回分 |
---|---|---|
5回券 | 11,550 円 | 2,310 円 |
4回券 | 10,000 円 | 2,500 円 |
3回券 | 8,000 円 | 2,667 円 |
2回券 | 6,000 円 | 3,000 円 |
1回券 | 3,500 円 | 3,500 円 |
インターネットの発展により、全国的に利用できる商品券やギフト券に関しては、都市部と地方での買取価格も差が数%程度になりました。
しかし、青春18きっぷは地域によって価格相場がかなり違う商品となっています。例えば、東京の金券ショップで青春18きっぷを購入する方の多くは、大阪方面に行く為に購入する方になります。
東京-大阪間で利用すれば3,500円でも5,250円もお得
ちなみに、東京-大阪間のJR乗車券の価格は8,750円なので、東京近辺で青春18きっぷ1回券を売る場合の値段は、3,500円程度でも非常に割安感があることになります。
また、季節や月日によっても価格がかなり変わってきます。利用期間が長く、気温も高くて休みも多くなる夏に青春18きっぷを利用する人が1番多くなっています。
利用者が多いと青春18きっぷのバラ券も多く出てくるので、1回券の相場は3,000円~3,500円といったところです。
春はもう少し利用者が少なくなりますが、春休みの旅行シーズンとも重なる利用期間になっているため、夏とそれほど大きく価格相場は変わりません。
冬の青春18きっぷバラ券は価格相場が高くなる
しかし、冬の青春18きっぷは利用期間も短いですし、社会人の方は繁忙期とも重なりやすく、寒いのであまり出掛ける人が多くありません。そうなると自然と青春18きっぷのバラ券も出回らなくなるため、価格相場も高くなります。
冬の青春18きっぷ1回券の相場は4,000円~4,500円といったところです。
オークファントップ に無料会員登録しておくとヤフオクの落札価格がいつでも調べられます。青春18きっぷの買い方・購入場所
青春18きっぷの購入場所は大きく分けて下記の3つになります。
- JRのみどりの窓口や切符が購入できる旅行会社の窓口
- 金券ショップなどの古物商
- ヤフオクやメルカリなどでの個人売買
JRではみどりの窓口のみ購入可・自動券売機では購入不可
青春18きっぷ自体がJRの商品ですから、JRで購入できることは当たり前だと感じると思います。ただ、青春18きっぷは自動券売機では購入できず、みどりの窓口でのみ購入可能となっているので、この点は注意しておいた方がいいでしょう。
また、全てではないですが、切符が購入できる旅行会社の窓口なら青春18きっぷを購入することも可能です。JTBや日本旅行、近畿日本ツーリストなどの旅行会社が有名ですね。
金券ショップは非正規販売店の筆頭
JRや旅行会社が正規の販売店ですが、非正規の販売店で最も有名なのが金券ショップになるでしょう。地域によって価格にもかなり違いが出やすいため、できるだけ地元での購入や売却を推奨します。
ヤフオクやメルカリなどの個人売買はトラブルに注意
もし、地元の金券ショップでの買取価格が安かったり、販売価格が高かったりする場合には、ヤフオクやメルカリなどの個人売買プラットフォームを利用するのも1つの手だと思います。
ただ、個人売買は最もトラブルになりやすいので、事前に条件などの確認を怠らないことをおすすめします。また、郵送でやり取りをする場合はレターパックライトや簡易書留を利用することをおすすめします。
郵便物が無くなってしまう郵送事故は、大体0.1%~0.5%ぐらいの確率で起こるので、意外と遭遇する確率も高くなっています。
青春18きっぷの使い方
青春18きっぷの使い方には様々なものがありますが、代表的な使い方は下記の通りです。
- 行き帰りなどの概念がなく1日利用可能
- 最大5人まで複数人での利用が可能
- 利用日では電車への乗り降りが自由
- 一部の特急列車は特急券の購入で利用が可能になることも
行き帰りなどの概念がなく1日利用可能
普段切符を利用している方が間違えやすい青春18きっぷの特徴ですが、青春18きっぷは行きや帰りなどの区別がありません。
青春18きっぷは利用日の午前0時(都内の山手線などは終電)までの間、乗り降りが自由になる特別切符です。そのため、日帰りであれば往復切符として1回分を利用することもできます。
東京-大阪間ぐらいであれば、在来線であっても当日日帰りが可能になっているので、この性質を利用すればかなりの金額をお得に利用することもできます。
最大5人まで複数人での利用が可能
青春18きっぷは5日分がセットになっている切符ですが、複数人での利用も可能となっています。5日分セットの切符なので最大5人となりますが、もっとグループの数が多くなる場合は青春18きっぷを2セット購入すれば対応することも可能です。
青春18きっぷを複数人で利用する場合の注意点は、青春18きっぷは1枚しかない切符なので、別行動を取ることができないことです。また、同行者とはぐれてしまうことなどにも注意が必要です。
利用日では電車への乗り降りが自由
行き帰りの概念がないという点と少し被りますが、青春18きっぷに駅員が付けた日付印やサインのある利用日では電車に何回でも乗り降りすることができます。
通常あまり気にしない特徴かもしれませんが、写真撮影が趣味の方などは、1駅ごとに降りて写真を撮るといった青春18きっぷの利用をする人もいるそうです。
また、複数人での利用の際に、各人の最寄り駅が違う場合でも、一度全員で降りてから再度電車に乗りなおせばOKです。
一部の特急列車は特急券の購入で利用が可能になることも
青春18きっぷを利用して新幹線に乗ることはできません。ただし、ムーンライトながらなどの一部の特急列車には特急券や座席指定券を購入すれば利用できるようになることもあります。
利用できる特急列車は各JRのウェブサイトで確認してもらうのが確実ですが、在来線と並行して走っている列車の特急列車や特別列車にはグリーン席券や指定席券、特急券の購入で乗ることができるようになると考えておけばいいと思います。
関連記事「新幹線・電車・バス・飛行機の格安チケットについて」
青春18きっぷの利用方法も分かるおすすめの旅行記事
旅行情報WEBサイトのSPOT(スポット)が青春18きっぷを使った旅行の参考になる「青春18きっぷで日本縦断。丸5日間、14,150円で最南端の鹿児島から稚内まで行ってみた[PR]」を作成しました。
この記事は駅メモ!という全国9,000ヶ所以上ある駅を対象とした位置ゲームのPRです。青春18きっぷと相性もいいゲームですから、この機会に遊んでみるのもいいかもしれません。
5日間の移動については、1日目は九州地方、2日目は山口から大宮まで、3日目は大宮から青森まで、4日目は青森から札幌まで、5日目は札幌から稚内まで移動しています。
なお、4日目の移動では「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」も利用しています。
たまにPR要素が出てきますが、青春18きっぷを実際に利用したらどんな旅行になるのか雰囲気をつかむのにおすすめの記事です。