本記事は【平成30年・戌年(2018年版)】の保存版です。2019年用年賀はがきの情報についてはこちらを参照ください。
運営者情報はこちらです。金券ショップ取扱商品の確認も可能です。
以前の記事「かもめーる販売開始|発売日当日になんですぐ入荷するの?」でかもめーるが販売当日に入荷する理由をお伝えしています。同様に2017年11月1日から2018年用の年賀はがきの販売が開始されました。
年賀はがきもかもめーると同様に、郵便局員に多大なノルマがあります。
早速全国の金券ショップに持ち込みがあるようで、早いお店では全種類の年賀はがきが入荷しているようです。
年賀はがきの販売ノルマはかもめーるとは比べ物にならないので、郵便局員のみなさんも毎年大変だと思います。
金券ショップの店員としては大変ありがたい制度ですが、郵便局員のみなさんにとってはたまったものではないでしょうから、いつも複雑な気持ちで年賀はがきの販売シーズンを迎えております。
さて、どうせ金券ショップへの売却が避けられないなら、高く買い取ってもらえるうちに売ってしまいたいとみなさんも考えているでしょう。
11月1日に販売される2018年用の年賀状も金券ショップでは高価買取しています。
[テキスト切手買取]
2018年(平成30年)の年賀状|販売期間など基本情報
年始のご挨拶に利用できる年賀状。
2018年(平成30年)用の販売期間など基本情報は下記の通りです。
年賀状の各種情報 | 概要 |
---|---|
干支 | 戌年(いぬどし) |
定価 | 52円(種類により違いあり) |
金券ショップ販売相場 | 48円~50円 |
金券ショップ買取相場 ※時期や在庫数によって変動 |
35円~46円 |
郵便局での販売期間 | 2017年11月1日(水)~2018年1月5日(金) |
お年玉くじ抽選日 | 2018年1月14日(日) |
お年玉くじ当選商品の引き換え期間 | 2018年1月15日(月)~2018年7月17日(火) |
年賀郵便引き受け期間 | 2017年12月15日(金)~2018年1月7日(日) ※上記期間以外での利用の場合 料金が62円になるので注意 |
元旦到着の差し出し期限 | 2017年12月25日(月)頃 |
公式サイトリンク | 郵便局の公式サイトはこちら |
2017年6月1日からはがき用の切手が52円から62円に値上げされるなど、はがきの値段は62円になっていますが、年賀はがきだけは52円での販売となっています。
理由は年賀状を気軽に送れるようにするためなどと郵便局は発表しています。
実際には、ほとんどが金券ショップに流れているので、交換用のはがきの値段を落としておきたいというのが本音でしょう。
金券ショップの年賀はがき買取相場情報
年賀はがきの金券ショップでの買取相場を2017年用年賀はがきの情報をもとに紹介します。
ただ、今年はどう動くかがまだ分かっていないので、あくまでも参考程度にして下さい。
買取時期(2016年) | 金券ショップ 年賀状買取価格 |
---|---|
2016年11月1日~ ~2016年11月5日 |
42円~45円 |
2016年11月6日~ ~2016年11月15日 |
40円~45円 |
2016年11月16日~ ~2016年11月31日 |
38円~42円 |
2016年12月1日~ ~2016年12月15日 |
36円~42円 |
2016年12月16日~ ~2016年12月25日 |
35円~40円 |
2016年12月26日~ ~2017年1月7日 |
30円~36円 |
年賀はがきの売却は販売から3日~5日の間が勝負になります。
このタイミングで大量に買取依頼がきますから、店舗の在庫状況によっては上記より早く値崩れすることもあります。
12月に入ると在庫も減ってくるので、一時相場が上がったりすることもありますが、それでもせいぜい42円ぐらいでしょう。
売却は早めに検討しておいた方がいいです。
ただ、2013年ぐらいの年賀はがきに関しては、販売ノルマが削減されたため、買取相場が大きく変わっています。
今年の販売ノルマ数次第では買取相場が変わってくることもありますが、その可能性はあまりないと考えています。
年賀はがきの売却を検討している方で、金券ショップの個人情報管理について不安がある方は「年賀状の転売がばれて個人が特定される可能性ってあるの??」も参照ください。
金券ショップの年賀はがき買取価格決定方法
金券ショップでの年賀はがき買取価格を予想するには、販売価格を知っておく必要があります。
金券ショップでの年賀はがきの販売価格は、通常はがきなどと大抵同じ価格になっています。
金券ショップの年賀はがき販売価格:48円~50円
そのため、金券ショップは年賀はがきをどんなに高く買い取ってもせいぜい45円~46円が限界ということになります。
さらに、上でも紹介した販売ノルマの関係で、毎年年賀はがきは大量に出回ります。
金券ショップが1店舗で売りさばける数は限界がありますから、販売予定数以上に買取が来た場合、買取価格がどんどん下がっていくことになります。
そのため、金券ショップの在庫状況でも買取価格は変わっていくので注意が必要です。
例年の金券ショップの年賀はがき買取相場は42円ぐらいからスタートします。郵便局員の方はこれを基準に売却を検討するといいと思います。
なんで45円じゃなくて42円なの?
金券ショップの年賀はがき買取価格が大体42円から開始になるのにも理由があります。
年賀はがきの販売開始は11月ですが、年賀はがきが一番売れるのは12月の2週目~3週目の間になります。
私のお店でも毎年20万枚程度の買取がありますから、1枚42円換算で現金にすると840万円です。
実はこれだけの在庫を1ヶ月所持するのは実はかなり厳しいのです。
そのため、店舗にある他の切手やはがきなどの在庫を補充するのに利用することも多くなります。
郵便局では年賀はがき1枚あたり5円の手数料を払えば、切手やはがきに交換できますから、この仕組みを利用して他の切手やはがきも揃えてしまうのです。
買取価格が42円なら5円足しても47円になります。
この価格なら49円~50円で販売しても利益が取れますから、年賀はがきの買取価格は42円からのスタートになることが多いのです。
これは以前の記事にも記載してますから、詳しくは「通常切手からかもめーる・年賀はがきへの交換が出来ないのはなぜ?」を参照して下さい。
年賀はがきを高く売る3つのポイント
年賀はがきを高く売るためのポイントは大きく3つです。
- 遅くとも11月5日までには売却する
- 必ず金券ショップに問合わせをしてから売却する
- 免許証等の本人確認証を持参する
遅くとも11月5日までには売却する
毎年の相場の動きから、年賀はがきの売却は11月5日までの間が勝負になります。
上の相場とも照らし合わせて、早めに行動する方がいいでしょう。
必ず事前に金券ショップへ問合わせをしてから売却する
また、売却当日がベストですが、必ず金券ショップに問合わせしてから売りに行くようにして下さい。当店ではやりませんが、問合わせがない買取を安くする店もあります。
ただ、電話口で買取価格の確約をしないお店もおおいですから、「今日これから15分~30分ぐらいで行きますけど、年賀はがき○枚はいくらで買取しますか?」といった問合わせの仕方がおすすめです。
「今日」だけだと何時になるか分かりませんし、その間に在庫がお店の規定数までたまってしまうかもしれません。
また、枚数を事前に伝えておくことで、お店の方も買取数と買取金額の目途が付けられます。
さらに、できればこちらの名前とお店の担当者の名前を確認しておく方がいいです。
私のお店では買取の問合わせは徹底して行っていますが、金券ショップの問合わせ対応はわりかし「ざる」です。
しっかり対応してくれる金券ショップを事前に探しておくのもいいですね。
免許証等の本人確認証を持参する
また、通常は買取価格1万円を超えると思いますから、免許証か保険証を必ず持参するようにして下さい。できれば写真付きの免許証の方がいいと思います。
これは古物営業法で決まっている法律ですから、お店側は必ずやらなければならないことです。
面倒だからといってごねたりすると、お店側からブラックリスト認定されることもありますから、ご協力いただけると助かります。
余ってしまった年賀はがきは切手にも交換できます。
以前の記事「かもめーる販売開始|発売日当日になんですぐ入荷するの?」を書いた時に、かもめーるが余ってしまっても、郵便局で差し出すはがき1枚あたり5円の手数料を払えば、はがきや切手に交換できることを紹介しました。
これは年賀はがきでも同じで、年が明けても余ってしまった年賀はがきは切手などに交換できます。
シーズン終盤になってくると年賀はがきの買取価格もかなり下がってくるので、そういった場合は切手に交換してから売却した方が高く売れることもあります。
切手は郵送での買取もありますから、興味のある方は下のリンク先に問い合わせてみるといいと思います。
[テキスト切手買取]
ちょっと休憩|年賀はがきのノルマについて
2016年用年賀はがきの販売ノルマについては、私もまだ具体的な情報は掴んでいません。
ただ、毎年の動きを見ているので、情報には郵便局員の次に詳しいと自負しています。
店舗で買取をしている経験上、一般社員で30代~40代の方はノルマが大体4,000枚~8,000枚程度あるようです。
役職などについてはあまり詳しく分かっていませんが、課長クラスや部長クラスになると、1万枚~2万枚はノルマがあると思われます。
私のお店では1人で2万枚以上の買取はほとんどないのですが、部長の上位クラスや局長などもっと上の方になると5万枚~10万枚程度のノルマがあるのではないかと推測しています。
新入社員や新人(30代未満程度)、バイトや配達員の方でも、600枚~1,000枚程度のノルマがあると思います。若い人から買い取る時は大体このぐらいの数ですので。
販売ノルマなんて「未達成」でもいいじゃん?なんでそんなに必死なの?
一時期テレビなどでも年賀はがきにおける、郵便局員の自爆営業を問題とした特集が組まれたことがありました。
この年は買取数が激減して相場が高騰したのですが、次の年にはまた復活していましたね。
この辺りのノルマがなかなかやめられないのには理由があります。
- 年賀はがきの販売ノルマ達成をボーナス支給率と紐付けている
- (どんな形であれ)売上が上がるので、会社の現金事情が良くなる
- ノルマをやめると会社の現金事情が悪くなり、支払いなどに影響が出る可能性がある
郵便局員が必死に年賀はがきを売るのはノルマがあるからというより、むしろボーナス支給率に影響が出ることが大きいです。
どのような計算式になっているか分かりませんが、年賀はがきの販売ノルマ達成がボーナスの支給率に関わっているので、郵便局員は自爆営業をしてでもノルマを達成した方が、ボーナスがもらえるため得になるようになっています。
また、どんな形であれ売上が上がりますから、会社のキャッシュフローは大分良くなります。
会社は現金がないと利益が出ていても倒産することがありますから、年賀はがきの販売におけるキャッシュフローはなかなか無視できません。
最悪の場合、支払いなどに影響が出る可能性もあります。
手元に資金がなければ支払いもできませんからね。
これらが、一時期販売ノルマを削減しても、次の年には販売ノルマが戻った理由だと私は考えています。
切手を売るなら郵送買取が最も高くなる!?
私のお店も同じで、価格相場としてはバラの切手が70%~80%程度、100枚シートの切手で80%~90%程度となっています。
切手の買取価格は金券ショップによってかなり差がある
切手の買取価格は金券ショップによってかなり違いが出ます。というのも、多くの金券ショップは切手の買取にそれほど力を入れていないからです。
また、切手に関する専門知識が乏しいことも多く、機械的に額面の○○%で買取をするという査定方法が多いです。
切手の収集ブームも今は昔
加えて、一時期ブームにもなって切手を収集していた人達がかなり高齢になっていることもあり、プレミア切手などがあっても販売先がないという状況にもなり得ます。また、外国の切手など、特に中国切手に関しては店員でも価格相場を知らなかったり、評価できなかったりすることが多いため、買取を断られてしまうということも多々あります。
切手買取ならバイセルがおすすめ
切手の買取は、力を入れている金券ショップに依頼するのが、最も高く買い取ってもらえます。切手買取のバイセルなら、郵送買取(宅配買取)もやっているので、近くの金券ショップに持ち込む前に一度検討してみるのがおすすめです。
[テキスト切手買取]
買取価格を高くするために一番いい方法は「金券ショップがほしい切手の額面を聞く」ことです。
年賀はがきを切手などに交換する前に、必ず買取依頼をする金券ショップに問い合わせをしておくのがポイントです。
近くに金券ショップがないという方でも、金券ショップの郵送買取サービスを利用する手もありますから、金券ショップの店舗検索などからお店を調べてみてください。
生前の切手コレクションが遺品整理で見つかった場合の対処方法も参考になります。
[テキスト切手買取]
このページをご覧の方は「初めて金券ショップに金券を売りに行く前に確認しておく6つのこと」も参考になると思います。
2018年用の年賀はがきは2017年11月1日から販売が始まっています。
既に金券ショップには大量の年賀はがきの買取依頼がきているようなので、大型店舗などでは買取価格が下がってしまっているかもしれません。
また、年賀はがきに関しては私のお店を含め、郵送買取を受け付けているところもありますから、近くに金券ショップのない人は利用するのもいいかと思います。
[テキスト切手買取]