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金券ショップを利用するようになると、一部の人は自分で回数券や格安切符を購入して利用するようになります。
最も安く新幹線を利用するには自分で新幹線の回数券を購入するのが1番なのですが、こういった利用の仕方をしていると、ある時払い戻しをする必要が出てしまうことがあるかもしれません。
今回は、新幹線回数券の払い戻し方法についてお伝えします。
金券ショップで販売している新幹線回数券の使い方や利用条件についてはこちら
新幹線回数券は金券ショップでかなり売れる商品です。その分問い合わせも多いので、使えない期間、指定席への変更方法、途中下車や乗り越し精算、有効期限、買取価格を高くするコツなど、個別の情報についても詳しく紹介しています。
この記事をご覧の方には「金券ショップでクレジットカードが使えない理由」も参考になります。
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新幹線回数券を払い戻しするための条件
新幹線回数券の払い戻しをする場合、基本的に下記の条件を最低限満たしている必要があります。
- 新幹線回数券の綴りが全て未使用
- 有効期限を過ぎていない
在来線回数券の場合は11枚綴りの回数券の一部を利用してしまっていても払い戻しを受けることができますが、新幹線回数券は1枚でも利用してしまうと払い戻しを受けることができなくなります。
新幹線回数券は6枚綴りの切符とはいえ、3ヶ月の有効期限があり、行き帰りの区別もなく、自由席であれば割引率も1割程度と高めに設定されています。
これが払い戻し可能となってしまうと、誰も通常の切符を購入することがなくなってしまいます。あくまでも新幹線回数券は特別切符となっていて、一定の条件を満たす代わりに格安のチケットとなっているのです。
なお、購入の方法によって、上記の条件にプラスで条件が付く場合もあります。購入方法は「現金での購入」か「クレジットカードでの購入」、「旅行会社などでの購入」によって変わってきます。
現金で購入した新幹線回数券の払い戻し方法
現金で購入した新幹線回数券の払い戻しは最も条件が緩くなっています。払い戻しの条件は下記の通りです。
- 新幹線回数券の綴りが全て未使用(共通)
- 有効期限を過ぎていない(共通)
- 購入した駅(区間)が管轄内となる駅での払い戻し
現金で購入した場合は、未使用であることと、有効期限内であること以外には、購入した駅や区間が管轄内となる駅であれば払い戻しを受けることができます。
新幹線回数券は、基本的にJR東日本、JR東海、JR西日本のどこかの管轄内となっています。新幹線の駅では、JR東日本は東京から東側、JR東海は東京から新大阪の間、JR西日本は新大阪から西側の管轄となっています。
新幹線回数券は駅によって購入できる区間が決まっていて、大抵は最も近い新幹線の駅とその両隣の新幹線の駅から発着となる回数券が購入できます。
例えば、東京駅でも新横浜発着の新幹線回数券は購入できますし、新大阪駅で京都発着の新幹線回数券を購入することもできます。
なので、購入した駅だけでなく、購入した区間がJRの東、東海、西のどの管轄になっているかが重要になってきます。
例えば、東京駅で現金にて購入した「東京-新大阪」の新幹線回数券の払い戻しをすとします。その場合、購入した東京駅も「東京-新大阪」の区間も全てJR東海の管轄となっています。
なので、東京から新大阪の間にある駅なら、払い戻しを受けることが可能です。
ただし、例えば「東京-姫路」のようにJR東海とJR西日本の管轄をまたぐような区間で購入した新幹線回数券の場合は、購入した駅でなければ払い戻しができないという場合もあります。
なので、基本的には購入した駅で払い戻しを受けるようにするのが無難です。
クレジットカードで購入した新幹線回数券の払い戻し方法
クレジットカードで購入した新幹線回数券の払い戻しはやや条件が厳しくなっています。払い戻しの条件は下記の通りです。
- 新幹線回数券の綴りが全て未使用(共通)
- 有効期限を過ぎていない(共通)
- 購入した駅のみでの払い戻し
- 購入した際に利用したクレジットカードが必要
クレジットカードで購入した場合は、購入した駅でなければ払い戻しができなくなってしまうのと、購入した際に利用したクレジットカードが必要になります。
私は実際に払い戻しをしたことがありますが、クレジットカードにマイナスの売上を計上するような操作をしていました。
そのため、払い戻しをする金額に対応する売り上げがない購入した駅以外では払い戻しができません。また、売上計上と同じような操作をするので、利用したクレジットカードがなければ対応ができません。
直接現金をやりとりするわけではないので、やや条件が厳しくなってしまうようです。
ちなみに、この条件は通常購入の切符にも当てはまるので、東京駅でクレジットカードで購入した新幹線の切符を新大阪駅で払い戻すということはできません。
たまに緑の窓口で揉めている人がいますが、大体3割ぐらいがこの払い戻しの件を知らなかったために揉めてしまっているようです。
余談ですが、新幹線回数券をクレジットカードで購入した場合、カード会社の明細に載るまでに若干のタイムラグがあります。
大抵の方は購入したらすぐ1枚以上は利用するので気付かない方も多いでしょうが、最初の1枚を利用するまではカード会社の明細には載らないようになっています。
これは恐らく、新幹線回数券を利用していない場合は返品が可能なので、明細に載せ、請求を確定させるのは、1枚以上利用してからというシステムにしているのだと考えられます。
当然ながらクレジットカードの限度額からは購入した新幹線回数券の価格分は引かれていますが、ちょっとした雑学として知っておくのもいいかもしれません。
旅行会社などで購入した新幹線回数券の払い戻し方法
旅行会社で購入した新幹線回数券の払い戻しもクレジットカードで購入した場合と同等の厳しい条件になっています。払い戻しの条件は下記の通りです。
- 新幹線回数券の綴りが全て未使用(共通)
- 有効期限を過ぎていない(共通)
- 購入した代理店のみでの払い戻し
- クレジットカードで購入した場合は
購入の際に利用したクレジットカードが必要
旅行会社でも一部の支店では切符の発券機を置いています。そういった店舗では新幹線回数券を購入することもできるのですが、いざ払い戻しとなると大変です。
駅であればまだ移動の時に近くにいることが多いですが、旅行会社の代理店は郊外にあることもあります。
払い戻しをしたくなったタイミングですぐにできるわけではありませんから、旅行会社で新幹線回数券を購入する場合は、確実に使いきることを前提としておいた方がよさそうです。
ちなみに、ほとんどの旅行会社ではクレジットカードで新幹線回数券を購入することができません。ただ、JR東海ツアーズなど一部の旅行会社ではクレジットカードで新幹線回数券を購入することができます。
その場合は払い戻しはクレジットカード利用時と同じになります。
ちなみに、回数券以外の通常切符を旅行会社で現金で購入した場合は、JRのどの駅でも払い戻しを受けることができます。回数券はカード現金化にもつながるので、かなりセンシティブな商品となっています。
そのため、払い戻しの条件も少し厳しくなっているのです。
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金券ショップをよく利用している方の中には、かなり新幹線や在来線の切符に適用されている料金ルールに詳しい方もいらっしゃいます。
そんな方でも新幹線回数券や在来線回数券の乗り越し精算のルールが、通常の切符の料金計算のルールと違うことをご存じない場合もあります。
金券ショップに目的の区間の切符がない場合に、別の区間を買おうとする方もいらっしゃいますが、回数券における乗り越し精算のルールについて誤解していることもあるので、なるべく詳しく利用区間についてヒアリングしています。
たまに鬱陶しそうにされてしまうこともありますが、せっかく安くしようと金券ショップを利用していただいていますから、損をさせるわけにはいきません。
ご面倒かもしれませんが、一緒にどうしたら料金が安くなるのかを考えさせていただければ嬉しく思います。店頭でもちょっとだけお付き合いいただければ幸いです。
金券ショップの利用以外で新幹線格安チケットを購入する方法
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遠出をする方の中には、現地でホテルを利用する方もいると思います。新幹線を利用する時にJRで切符を購入する場合、長距離で安くなるのは往復割引ぐらいです。
しかし、[テキスト新幹線]
切符を購入済でもホテルの代金を安くする方法
もし、切符を金券ショップで購入済みという方でも、ホテルの代金を安くする方法もあります。
ホテルの予約は[テキストホテル]
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