今回はびゅう商品券の基本情報をはじめ、使い方や使えるお店、購入方法、購入可能場所、金券ショップでの買取価格や換金率を紹介します。
びゅう商品券には有効期限がありませんが、利用時にお釣りは出ません。ただ、東日本にあるデパート・駅ビルで利用できる他、コンビニのキヨスクやNewDaysでも利用できる利便性の高い商品券です。
また、新幹線回数券を含む切符の購入も可能なため、金券ショップでの買取価格・換金率は93%~99%とかなり高くなります。不要な方は売却も検討するといいでしょう。
旅行券は他にも、JTB旅行券、HIS旅行券、近畿日本ツーリスト旅行券、日本旅行ギフト旅行券などがあります。
この記事をご覧の方には「【旅行券】を金券ショップで購入|チケットショップの販売価格相場」も参考になります。
オークファントップ
より
びゅう商品券の基本情報は下記の通りです。
びゅう商品券はJR東日本、JR北海道で販売している旅行商品の他、デパートや駅ビル、コンビニのキヨスクやNewDaysでも利用できる利便性の高い商品券です。
基本情報 | 摘要 |
---|---|
商品券名 | びゅう商品券 |
発行会社 | 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本) |
券種 | 500円・1,000円 ※現在5,000円・1万円・2万円の販売はなし |
有効期限 | なし |
お釣り | 出ない |
ポイント | なし |
使えるお店 | JR東日本・JR北海道みどりの窓口 びゅうプラザ・ツインクルプラザ全店 主に東日本の百貨店・駅ビル キヨスク、NewDaysなど |
購入場所(例) | 全国のびゅうプラザ店頭(※以下の店舗を除きます) ×びゅうプラザ東京訪日旅行センター(丸の内北口) ×びゅうプラザ新宿訪日旅行センター(新南) ×びゅうプラザ池袋訪日旅行センター(東口) 金券ショップ 【金券ねっと】 |
びゅう商品券とはJR東日本とJR北海道のエリアで使用できるJRが発行している商品券のことです。これを商品・サービスの支払いの際に使用すれば現金の代わりに使用することができます。
また、JRが発行している商品券のため、普通の切符の購入から特急券、各種おトクな切符、さらに定期券を購入する際にも利用が可能です。
びゅう商品券は旅行に関わる支払いにも対応しています。
指定された宿泊先の旅館・ホテルの宿泊料金、バスや船を利用した際の運賃、レンタカーの利用料金、さらには観光スポットの入場料、入館料、拝観料などに使用できる場合もあります。実際に利用できる店舗・窓口の数は6000ヶ所にも及びます。
さらに、社員旅行など特別に計画して申し込む団体旅行の支払いでも利用可能です。海外旅行のツアー料金の支払いなどにも充てられます。
友人や家族に旅行をプレゼントするときの支払いに利用したり、びゅう商品券そのものをプレゼントするといった計らいもできるでしょう。
びゅう商品券の利用時にはお釣りが出ません。そのため、びゅう商品券の額面総額より、支払い金額の方が高くなるように注意しましょう。
例えば、12,500円の商品購入なら、びゅう商品券12,000円分、現金500円といった感じです。また、びゅう商品券と一緒にクレジットカードを利用することはできません。商品券を利用する時は、差額を現金で払うのに注意が必要です。
びゅう商品券に有効期限はありません。びゅう商品券発売当初は、5,000円や20,000円、つい最近まで10,000円の額面がありましたが、現在発行されていません。ただ、利用することはできます。
お釣りが出ないので、額面の高いびゅう商品券を使う時は注意してください。
スイカ(suica)へのチャージには使用できないなど一部利用上の制限もあります。ただ、新幹線回数券などの切符も含めた乗車券などの購入にも利用できます。
使い道が思い浮かばないという場合は、金券ショップへの売却がおすすめです。熱海より東側にある金券ショップなら、特に高い買取価格・換金率が期待できます。
びゅう商品券はJR東日本、JR北海道のみどりの窓口や各地のびゅうプラザで利用することができます。他にもJR東日本、JR北海道の沿線で営業している店舗での利用も可能です。
店舗種類 | 店舗名 |
---|---|
鉄道・旅行会社 | JR東日本・JR北海道のみどりの窓口 びゅうプラザ・ツインクルプラザ |
デパート・駅ビル ショッピングセンター | 伊勢丹・大丸・高島屋・そごう・ecute ルミネ・マルイ(丸井)・パルコなど |
コンビニエンスストア | キヨスク(KIOSK)・NEWDAYS |
量販店・小売店 | ビックカメラ・ヨドバシカメラ・コジマなど |
ホテル | ホテルメトロポリタン・JR東日本ホテルメッツ ホテルフォルクローロなど |
※基本的に駅構内に出店していることが条件となります。より詳しい情報はびゅう商品券公式サイトをご参照ください。
一般的に、びゅう商品券が使えるお店は、JR東日本やJR北海道のみどりの窓口や、びゅうプラザ・ツインクルプラザと思われがちです。
しかし、JR構内にある駅ビルや百貨店はもちろん、キヨスクやNewDaysなどの駅内にあるコンビニ、周辺のホテルやビックカメラ・ヨドバシカメラなどの家電量販店でも利用できます。
実際には使用できる範囲は幅広く、その店舗・窓口は6,000ヶ所にも及びます。
びゅう商品券は提携先の店舗・企業でも利用できます。基本として、駅構内に出店していることが条件になりますが、百貨店や駅ビル内のショッピングセンターでも利用できます。
代表的なところではルミネとマルイの各店舗がまず挙げられるでしょう。
駅直結型で大規模な店舗展開を行っていることが多いこの2つの店舗で利用できることで、駅から出た後のちょっとしたショッピング、食事の際にとても役立ちます。
あとは駅構内に展開しているキヨスク(KIOSK)、NEWDAYSでも利用できます。もちろん、北海道キヨスクでの利用も可能です。
ただ、びゅう商品券はお釣りが出ないので、細かい買い物に使うのは向いていないと思います。
さらにビックカメラ、ヨドバシカメラの全店でも使えます。ここまでくると、JR東日本、JR北海道の範囲を超えて利用できると言ってもいいでしょう。
他にも、オノデン、AOKIといった店舗、また一部ですが大丸、三越などの百貨店なども使えるお店として挙げられます。
マニアックな使い方としては、ホテルメトロポリタン、ホテルメッツなどの各ホテルや、レンタカー・スキー場・カントリークラブなどでの利用が挙げられます。
旅行の際にはさまざまな場所でお金を使うものです。
交通費よりもむしろ宿泊費や食費、観光スポットの入場料などの出費の方が高くつくことも多いのですが、びゅう商品券ではそうした支払いにも充てることができるのです。
関連記事「旅行会社で信販系ギフトカードを利用するための裏技を紹介」
びゅう商品券の購入可能場所を知らず、どうやって買ったらいいか迷っている人のために、びゅう商品券の購入可能場所をまとめたリストを用意しました。
基本情報の部分でも紹介していますが、よかったら参考にしてください。
びゅう商品券 購入可能場所 (一例) |
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一番最初に紹介するのがびゅうプラザで注文する方法です。ここでは熨斗も無料ですし、小箱に料金もかからないところが多いです。また、ラッピングなどもしてもらえます。
贈答用にびゅう商品券を購入する場合は、びゅうプラザがおすすめです。なお、ここでの購入方法は現金のみで、クレジットカードの利用はできませんから注意してください。
素直にびゅうプラザ店舗内のサービスカウンターで購入してください。
贈答用とはいえ、友人や親せきなどへの気軽なものだから、できるだけ節約したいという方でも、びゅう商品券を金券ショップで購入するのはおすすめできません。
まず、びゅう商品券は全国百貨店共通商品券などと比べて、金券ショップに在庫が揃いにくい商品券です。そのため、金券ショップを何店もはしごしても、1枚もびゅう商品券が見つからないというケースがざらにあります。
※この理由は金券ショップでびゅう商品券が買えない理由で説明しています。
さらに、金券ショップでの購入時はカードケースはおろか、箱なども付いてこない場合が多く、袋などもびゅうプラザの銘が入っているものではありません。
少し変わった購入方法として、ヤフオクなどのインターネット通販が挙げられます。これはどちらかというとカード現金化を目的とする場合が多いため、定価より高く販売されていることがほとんどです。
ヤフオクでは出品者側が手数料を負担するので、定価で売っていたら赤字になってしまうことが原因です。あまり利用しない方がいいでしょう。
Tポイントが余って困っている方以外は、まず購入できないと思っておけば大丈夫です。
金券ショップやヤフオクなどのネット通販で、びゅう商品券を購入するのは難しいでしょう。
びゅう商品券は金券ショップにとって非常に価値のある商品券になります。というのも、通常の切符だけでなく、新幹線回数券や在来線回数券などもびゅう商品券で購入できるためです。
金券ショップでは、青春18きっぷなど、一部の商品を仕入れる場合に、JTB旅行券(ナイストリップ)などの金券を利用することがあります。びゅう商品券もその一つということです。
びゅう商品券がJTB旅行券(ナイストリップ)と違う点は、店頭に並ぶ可能性がほぼ0なことでしょう。旅行券は買取頻度が高いため、店頭で販売することも可能です。しかし、びゅう商品券は買取専門で、販売されることはありません。
こういった事情があるため、金券ショップではまず流通しない商品券なのです。
金券ショップの主力商品は新幹線回数券のバラ売りです。一部違うものもありますが、基本的に金券ショップが仕入れている切符は、JRで購入した新幹線回数券です。1枚あたりの金額に数十円載せることで利益を確保しています。
なので、金券ショップは薄利多売です。どのくらい薄利かというと、利益率が2%~3%ほどになるぐらいです。そのため、たとえ1%でも利益率が上がるのは、金券ショップにとって非常に重要なことになります。
びゅう商品券の買取率は、東京の金券ショップだと98%を超えることすらあります。しかし、仮に98%でびゅう商品券を買取しても、回数券を購入すれば100%にできるのですから、店頭で割り引いて売るよりも利益が出ることになります。
これが、びゅう商品券が金券ショップの店頭に並ばない理由です。
東京都内の金券ショップなら、びゅう商品券の買取率は97%~99%になるでしょう。1,000円券なら970円~990円、500円券なら485円~495円の買取価格です。
ヤフオクなどで売却するより、手元に残る現金は格段に多くなります。
関連記事「【旅行券】の換金率・買取価格相場|金券ショップで売るといくら?」
びゅう商品券を使う予定がないなら、金券ショップに売却するのが最も手軽に現金化する方法です。また、高く売るなら首都圏に近い金券ショップほどおすすめとなります。
びゅう商品券が利用できるのはJR東日本とJR北海道の営業エリアになるため、熱海より西の東海地方の金券ショップだと、買取価格が90%~95%程度まで下がってしまうためです。
JR東海や西日本の営業エリア内にある金券ショップでは、びゅう商品券が使えないので仕方ないですね。
びゅう商品券はJR東日本・JR北海道の管轄で利用することができます。JR東日本の事業エリアは熱海から東と覚えておけばいいでしょう。一応長野や新潟もエリア内となります。
JR東日本 事業エリアより
売却予定のびゅう商品券が3万円以上なら、郵送買取がおすすめになります。
JR東日本やJR北海道のエリア外にある金券ショップの買取率が92%、東京都内の金券ショップが98%とした場合、額面が3万円あれば1,800円も買取価格に差が出ることになります。
郵送買取の場合、買取票への記入や簡易書留での発送など、手間と経費がかかります。
しかし、1,800円の価格差があれば、1時間以内に手続きを済ませれば、時給1,000円以上もお得にできます。
金額だけを見れば2万円ぐらいから簡易書留の費用が出ますが、郵送や手続きの手間を考えれば店頭で売却してしまった方がいいと思います。
関連記事「初めて金券ショップに金券を売りに行く前に確認しておく6つのこと」
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今回はびゅう商品券の紹介をしました。びゅう商品券などの金券は、通常クレジットカードでの購入ができません。金券ショップを利用する場合もクレジットカードの利用はできないことがほとんどです。
しかし、金券ネットではクレジットカードで金券を購入することができます。もちろん、金券ショップで購入するように安くなるわけではありませんし、配送料などの手数料もかかりますが、ギフト用のチケットを購入したい場合など、こちらの方が便利な場合もあるでしょう。
この記事をご覧の方には【金券ねっと】この記事をご覧の方には「【商品券・ギフトカード他】換金率が高い金券の買取価格相場|金券ショップで売るといくら?」も参考になります。