2024年10月1日から郵便料金が変更となりました。
ここ最近の物価高で数年前の料金と比べると郵便料金もかなり高くなってしまったと実感しますね。
今回は封筒の切手代・はがきの切手代、その他郵便での発送方法について解説します。
【365日・24時間受付中】切手の買取ならバイセルがおすすめです。郵便はがきの料金は現在85円です。
最近はダイレクトメールぐらいでしかはがきを見ませんし、あまり郵便としては使わなくなって久しいですね。
また、結婚式や同窓会などの案内でしか見なくなった往復はがきは170円です。85円×2で妥当な値段だと思います。
郵便種類 | 価格 |
通常はがき | 85円 |
往復はがき | 170円 |
来年2025年の年賀はがきも2024年11月1日から販売されています。価格は85円で通常はがきと同じです。
最近は年賀はがきを出さないという方も増えていますが、遠くの親戚や友人などは、年賀はがきでなんとか交流を保てるという面もあるので、完全否定するほどでもないと思います。
結婚してる人だと出す方が多いですね。それほど仲がよくない親戚関係などもありますし…。
なお、年賀はがきの印刷サービスは多々ありますが、郵便局が運営する総合プリントサービスが一番便利だと思います。
定形郵便・定形外郵便共に、郵便物の料金は重さで決まります。
内容物込みの封筒の重さをキッチン計りなどで計れば、郵便局で確認しなくてもポスト投函で送れるので便利ですね。
タニタ クッキングスケール 1g単位で1kgまで計れる 収納に便利なフック穴付き
定形郵便と定形外郵便の差は大きさと重さで決まります。
定形郵便は長形3号の封筒(A4が3枚折で入る)サイズで50gまでです。
料金は110円です。
定形郵便は会社の請求書などを送ることが多いですね。
A4サイズ用紙1枚が約4gとされているので、重さ50gまでなら、8枚~10枚程度は定形郵便で送れます
これは封筒の重さも考慮していますが、定形郵便はA4サイズの用紙だと3つ折りにするのが最低条件です。
契約書などを送りたい場合は定形外郵便などを利用する必要があります。
定形外郵便になる条件は50gを超えた場合も同じです。
A4用紙で15枚ぐらいになると、封筒の重さも考えると50gを超えてしまいますので、定形郵便で送るのは難しくなります。
こういった場合は角形2号(A4サイズの封筒)などを使い、定形外郵便で送るのが一般的です。
定形外郵便(規格内)は50gまでが140円で、100gまでが180円です。
キッチンスケールなどで簡単に計量できると言っても、郵便物を出し慣れていない方は不安かも知れません。
そんな場合は郵便局に出向いて、窓口で発送前に計量してもらうと良いです。
切手を貼っていなくても、郵便窓口なら現金での清算が可能です。
定形外郵便(規格内)は140円から送れます。料金表は下記の通りです。
重さ | 料金 |
50g以内 | 140円 |
100g以内 | 180円 |
150g以内 | 270円 |
250g以内 | 320円 |
500g以内 | 510円 |
1kg以内 | 750円 |
1kgを超える郵便物は定形外郵便(規格内)では送れないので注意してください。
なお、ある程度の重さになるとレターパックの方が安くなります。
定形外郵便には2017年6月に設定された「規格外」「規格内」の決まりがあるので注意しましょう。
特に、ネットオークションやインターネット通販などで、郵便サービスを頻繁に利用する人は注意が必要です。
正確な大きさとは異なりますが、定形外郵便(規格内)はA4サイズぐらいの大きさまでと思っておけば良いでしょう。
正確な定形外郵便(規格内)の定義は「長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内」です。
A4サイズが21cm×29.7cm(210mm×297mm)なので、概ねA4サイズ以内と覚えておけば良いでしょう。
定形外郵便(規格内)に収まらない大きさが「規格外」となります。
料金設定は下記の通りです。
重さ | 料金 |
50g以内 | 260円 |
100g以内 | 290円 |
150g以内 | 390円 |
250g以内 | 450円 |
500g以内 | 660円 |
1kg以内 | 920円 |
2kg以内 | 1,350円 |
4kg以内 | 1,750円 |
こちらも、ある程度の重さになるとレターパックの方が安くなります。
2017年6月は、ヤフオクやメルカリなどで商売に個人間のやり取りが増えてきたという側面があります。
個人間売買でよく問題になるのが送料のため、ヤフオクやメルカリなどでは定形外郵便が多用されていました。
郵便局側からすると、小物や雑貨が入った定形外郵便はポストにも入らず配達が面倒だったのだと推察します。
また、軽くて大きいものは定形外郵便との価格的な相性は良いですが、配達効率を考えると赤字一直線だと思われるので、この辺りを規制しようと規格内・規格外の設定を作ったのだと思います。
現在販売中の切手額面は以下の通りです。
切手 | 利用用途 |
85 円切手 | はがき |
110 円切手 | 定形郵便(封筒) |
140 円切手 | 定形外郵便(規格内)50g |
180 円切手 | 定形外郵便(規格内)100g |
270 円切手 | 定形外郵便(規格内)150g |
300 円切手 | 速達(250gまで) |
350 円切手 | 簡易書留 |
50 円切手 | ?? |
100 円切手 | ?? |
500 円切手 | ?? |
よく見ると、定形外郵便の規格内はある程度網羅していますが、規格外は丁度良い切手がほぼ販売されていません。
やはり郵便局側が定形外郵便を避けている感が強くなりますね。
ある程度の重さになるとレターパックライトの方が利便性も良くなるため、郵便局としてもこちらを利用してほしいのだと思います。
定形郵便、定形外郵便以外にも郵便物の発送方法はあります。
糊付け組み立て式の封筒のようなものがミニレターです。
写真やメモなどの薄いものを送るのに適しています。
A5サイズの簡易パック式郵便物です。
A5サイズ・重量1kg以内・厚さ2cm以内で使えるので、ほとんどの定形外郵便より安価に郵便物が送れます。
発送物の例:CD/DVD、文房具・文庫本・スマホケース他
A4サイズの簡易パック式郵便物です。
A4サイズ・重量4kg以内・厚さ3cm以内で使えます。
厚さ3cmはポスト投函が可能なサイズとなるので、ポストに入るかどうかを目安にすればいいでしょう。
契約書などの折れないA4用紙の他、3cm以内であれば小物も送れます。
また、固有番号で追跡も可能で、速達とほぼ同等の扱いです。
※ほぼ同等とするのは公式情報ではないためです。
A4サイズの簡易パック式郵便物です。
重量4kg以内であれば、3cmの厚さを超えても良いので、ほぼ全ての定形外郵便より優れた発送方法となります。
レターパックライトと同じく、固有番号で追跡も可能で、速達と同等の扱いです。
レターパックプラスの便利な使い方|箱入りの時計などを送る裏技を紹介
買取価格を高くするために一番いい方法は「金券ショップがほしい切手の額面を聞く」ことです。
年賀はがきを切手などに交換する前に、必ず買取依頼をする金券ショップに問い合わせをしておくのがポイントです。
近くに金券ショップがないという方でも、金券ショップの郵送買取サービスを利用する手もありますから、金券ショップの店舗検索などからお店を調べてみてください。
このページをご覧の方は「初めて金券ショップに金券を売りに行く前に確認しておく6つのこと」も参考になると思います。