さて、今回は金券ショップで販売している切手の相場情報についてお知らせします。個人はもちろん、法人にも販売してますから、経費を削減するにはもってこいの情報です。ぜひ最後までご覧ください。
この記事をご覧の方には「金券ショップで切手の購入・売却をする時に注意する8つのポイント」も参考になります。
[テキスト切手買取]
郵便を出す時に切手の料金に悩むことがありますね。郵便はサイズと重さで料金が決まるようになっています。まずはその情報を紹介します。
定形郵便・定形外郵便は郵便物のサイズで決まります。
画像をクリックで拡大
定形郵便は厚さ1cm以下、縦横の長さはA4サイズの紙が三つ折りで入る程度と覚えてもらえればいいと思います。
封筒の大きさで言うと長形3号の封筒が定形郵便最大のサイズになります。
A4サイズの用紙を折らずに封入したいとなると、定形外郵便になります。契約書などの郵送がこれにあたります。
また、重量が50gを超えた場合にはサイズに関係なく定形外郵便になります。
郵便物は出す前にはかりなどで重さを量っておいた方がいいですね。市販のキッチンスケールなどを事務所に置いておくと便利です。
定形郵便・定形外郵便の料金は下記の通りとなっています。
内容 | 重量 | 料金 |
定形郵便物 | 25g以内 | 82円 |
50g以内 | 92円 | |
定形外郵便物 | 50g以内 | 120円 |
100g以内 | 140円 | |
150g以内 | 205円 | |
250g以内 | 250円 | |
500g以内 | 400円 | |
1kg以内 | 600円 | |
2kg以内 | 870円 | |
4kg以内 | 1,180円 |
※定形郵便の速達は+280円、簡易書留は+310円で可能
金券ショップで主に販売している切手は以下のようになっています。私のお店で扱っているものがメインとなりますがご了承ください。
2円切手
10円切手
20円切手
50円切手
52円切手
82円切手
92円切手
100円切手
120円切手
140円切手
205円切手
280円切手
310円切手
500円切手
ここでお気づきの方もいると思いますが、実は定形外郵便の料金250円と400円に対応する切手は取り扱っていません。なぜなら日本郵便が販売していないからです。
私のお店では切手を購入する方の郵便物の重さも量っているのですが、定形外郵便250円、400円になった場合は、100円切手2枚と50円切手1枚、100円切手4枚をお売りするようにしています。
不便なので日本郵便にも250円切手と400円切手も用意してもらいたいところです。
これはお店によって違います。私の店がそうなのですが、田舎のお店ほど1枚でも販売可能にしているところが多く、都会のお店ほど10枚セットでの販売など制限を設けているところが多くなっています。
金券ショップは主に切符(回数券)を購入する方の来客が多いので、あまり接客に時間を割けないのが理由になっています。
切符を購入するお客様はそれなりに急いでいますから、手際良く接客する必要がでてきます。そういったお客様が多い中で切手の1枚売りなどをしていると、どうしても時間がかかってしまいますから、他に並んでいるお客様が帰ってしまったりと、お店にとっては死活問題なのです。
もう一つの理由としてはやはり単価が低いということが挙げられます。切手の利益率は高いといっても10%~20%ですから、82円切手10枚の購入でようやく100円程度の利益です。そういった事情もあって、10枚からの販売としているところも多いと思います。
でもお客様からしてみれば、1枚しか必要なければ1枚だけ買いたいですよね。私のお店ではそういったお客様も多いので、1枚から販売するようにしています。
それでは金券ショップの切手販売価格の相場情報をお伝えします。
金券ショップでは%単価を設定しているところが多いので、一般的な販売%をお知らせします。
ずばり、切手の販売価格は94%~96%です。販売価格表は下記のようになります。
販売価格 | 販売価格 | 販売価格 | |
切手 | 94% | 95% | 96% |
2 円切手 | 1.9 円 | 1.9 円 | 1.9 円 |
10 円切手 | 9.4 円 | 9.5 円 | 9.6 円 |
20 円切手 | 18.8 円 | 19.0 円 | 19.2 円 |
50 円切手 | 47.0 円 | 47.5 円 | 48.0 円 |
52 円切手 | 48.9 円 | 49.4 円 | 49.9 円 |
82 円切手 | 77.1 円 | 77.9 円 | 78.7 円 |
92 円切手 | 86.5 円 | 87.4 円 | 88.3 円 |
100 円切手 | 94.0 円 | 95.0 円 | 96.0 円 |
120 円切手 | 112.8 円 | 114.0 円 | 115.2 円 |
140 円切手 | 131.6 円 | 133.0 円 | 134.4 円 |
205 円切手 | 192.7 円 | 194.8 円 | 196.8 円 |
280 円切手 | 263.2 円 | 266.0 円 | 268.8 円 |
310 円切手 | 291.4 円 | 294.5 円 | 297.6 円 |
500 円切手 | 470.0 円 | 475.0 円 | 480.0 円 |
小数点以下は切り上げているお店が多いので、52円切手は49円~50円、82円切手は77円~79円で販売しているところがほとんどです。
また、当店ではそうなのですが、2円切手はサービスで用意していて2円での販売となっているところもあります。割引での販売をしているお店だと10枚単位での購入となるところが多いですね。
関連記事「【最新】定形郵便・定形外郵便の値段表|速達・特定記録・簡易書留の料金一覧(2017年6月1日以降の料金)」
これは通常の買取などもありますが、ほとんどはかもめーるや年賀はがきを交換して作成したものです。首都圏ではそれだけでは足りずに、買取価格を高めに設定してあるところも多いのですが、当店ではほとんどが交換して作成したものになります。
これは以前の記事「通常切手からかもめーる・年賀はがきへの交換が出来ないのはなぜ?」で解説しているので、そちらを参照下さい。
個人宅でも切手をストックしているところは多いと思います。また、法人となると使う切手の量が多いので、金券ショップでの切手購入はかなりおすすめの経費削減方法です。
金券ショップで購入した切手でも利用できるサービスに変わりはありませんから、どんどん購入してもらえると嬉しいです。
ただ、在庫が無限にあるわけではありませんから、一度お店の方に問合わせをいただけると助かります。
生前の切手コレクションが遺品整理で見つかった場合の対処方法も参考になります。
[テキスト切手買取]
このページをご覧の方は「初めて金券ショップに金券を売りに行く前に確認しておく6つのこと」も参考になると思います。