ヤフオクを利用している方にはご存知の方も多いのですが、郵便局が発行しているレターパックはご存知ですか?
レターパックにはライトとプラスという機能や料金が若干異なった商品がありますが、小物などの発送に非常に便利で、しかも追跡番号付のため郵送事故にもなりにくい発送方法となっています。
デザインも最近一新されたため、レターパックライトは青色、レターパックプラスは赤色と見た目にも分かりやすくなっています。(以前は両方赤ベースの配色でした)
今回は、レターパックプラスのことをあまりご存じない方のために、レターパックプラスに付く追跡番号の利用方法や大まかな配達日数、購入代金、購入場所などの基本的な事項についてご案内します。
この記事をご覧の方には「商品券やギフトカードを郵送するなら簡易書留かレターパックがおすすめ」も参考になります。
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レターパックプラスの基本情報は下記の通りです。
基本事項 | 摘要 |
---|---|
商品名 | レターパックプラス |
発行企業 | 日本郵便株式会社 |
追跡番号検索 | 日本郵便公式サイトにて検索 |
定価 | 510円 |
有効期限 | なし 料金が変更になった場合は 不足分の切手を貼れば送付可能 |
発送方法 | ポスト投函or郵便窓口 集荷も可能 |
購入場所 | 郵便局 コンビニエンスストア(一部) ・ローソン ・ミニストップ ・デイリーヤマザキ ・サークルKサンクス ・セイコーマート 金券ショップ |
上の写真では番号が見えないようにしていますが、レターパックプラスには「0000-0000-0000」のように12ケタの追跡番号が記載されています。
発送前に追跡番号が印字されたシールを剥がすようになっているので、発送後も日本郵便公式サイトで配送状況の把握をすることができます。
レターパックライトでは封入する荷物は厚さ3cm以内が条件となっていましたが、レターパックプラスには厚さに関する条件はありません。なので、箱が破れてしまわなければどんな大きさであってもいいということになります。
また、レターパックプラスには有効期限はありません。
しかし、レターパックプラスの料金が改定された場合、不足分の切手を貼り付けなければ発送できなくなります。消費税が改正されたり、送料の見直しが行われた場合は注意が必要です。
発送方法はポスト投函も可能ですが、郵便局の窓口で受け付けをしてもらうことも可能です。さらに、レターパックライトは無理でしたが、レターパックプラスは集荷の申し込みも可能です。
小物を送る時などで厚さが3cm以上になってしまいポスト投函ができない時などは、郵便局のWEB集荷申し込みサービスを利用すれば、会社や店舗、家から出なくても局員の方が集荷に来てくれます。
私がよく利用していた方法として、レターパックプラスの発送が1個でもあった場合は集荷を依頼しておき、集荷の際に普通郵便やレターパックライトも一緒にお願いしてしまうという方法でした。
レターパックプラスかゆうパックの発送がなければ利用できない方法ですが、1件でもあれば集荷は可能です。
ヤフオクの発送作業が50件以上ある時などは、この方法を利用するのが非常に便利でした。
また、レターパックプラスは公式発表もされていますが、速達郵便と同等のスピード(ゆうパックと同じ配達条件)で届くようになっています。
関東地方からの発送であれば、九州北部や東北地方なら集荷日の翌日に到着するのでかなり便利です。
配達時も対面手渡しですから、郵便受けへの配達となるレターパックライトより安全な配達方法となっています。
郵送事故の補償はありませんが、基本的に郵送事故に遭遇することはない発送方法となっています。
ポスト投函でも発送できるレターパックプラスは、郵便局で購入できるのはもちろんですが、一部のコンビニエンスストアや金券ショップでも購入できます。
郵便局で購入する場合、荷物も一緒に持っていけば、レターパックに入れさえすれば発送できるので、壊れ物以外の小物の発送には非常に便利です。
また、セブンイレブンやファミリーマートではレターパックライトを購入できませんが、大手コンビニエンスストアのローソンやミニストップではレターパックプラスを購入できます。
ローソンやミニストップでは店内にポストも設置しているので、荷物も一緒に持っていき、レターパックプラスを購入したら宛名を記入して封入すれば、そのまま発送することも可能です。
(厚さ3cm以内でポスト投函が可能な大きさの場合)
郵便局より店舗数のあるコンビニエンスストアでレターパックプラスが購入でき、さらに発送もその場でできるのは便利だと思います。
レターパックプラスの利用が多い方は金券ショップでの購入を検討することをおすすめします。金券ショップではレターパックプラスを490円~500円で販売しています。
1枚あたり10円~20円の節約ですが、大量に利用する方にとっては大きな節約になるはずです。
企業の方にもレターパックプラスは人気の商品なので、毎月数百枚購入していくような方もいらっしゃいます。
レターパックプラスと同じように信書が送れる簡易書留だと、発送時に郵便局の窓口に行かないといけません。
レターパックプラスならポストでの投函も可能で手軽に発送できるので、利便性が支持されているのだと思います。
郵便局の公式サイトでも案内されている情報ですが、レターパックプラスは速達と同等の速さで配達されます。
配達完了までの日数に関する大体の目安では、関東地方で集荷されたレターパックプラスは翌日なら九州北部や東北地方に到着します。
九州南部や沖縄、北海道になると翌々日の到着となることもあるので注意が必要です。
基本としては、本州からの発送であれば、配送先が本州にあれば翌日到着が可能と思って問題ありません。
九州や四国、北海道や沖縄への発送の際には、郵便局が提供している「お届け日数を調べる」を利用して事前に調べておいた方が無難です。
また、信書が送れる簡易書留の料金は392円となっています。
しかし、簡易書留は郵便窓口以外からの発送方法がないので、定価は510円となるのですが、レターパックプラスの方が便利だと感じる人もいると思います。
1つ注意点を挙げるなら、レターパックプラスには郵送事故の補償が全くないことです。
郵便窓口での発送ならまず郵送事故になることはありませんが、ポスト投函の場合は若干とはいえ郵送事故に遭遇する可能性があります。
ちなみに、私は1万回ほどオークションの出品作業をしていますが、レターパックライト・プラスの両方で郵送事故に遭ったことはまだ1回もありません。
ポスト投函も多用しているのですが、今のところは1回も郵送事故には遭遇していません。
ただ、注意だけはしておいて損はないと思います。
今後定形外郵便の料金が値上がりすることが分かっているので、ますますレターパックプラスの需要は高まると考えられます。
気になる方は一度利用してみることをおすすめします。
関連記事「レターパックプラスの配達にかかる日数を追跡機能を使って一覧にしました」
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生前の切手コレクションが遺品整理で見つかった場合の対処方法も参考になります。
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