ヤフオクを利用している方にはご存知の方も多いのですが、郵便局が発行しているレターパックはご存知ですか?
レターパックにはライトとプラスという機能や料金が若干異なった商品がありますが、小物などの発送に非常に便利で、しかも追跡番号付のため郵送事故にもなりにくい発送方法となっています。
デザインも最近一新されたため、レターパックライトは青色、レターパックプラスは赤色と見た目にも分かりやすくなっています。(以前は両方赤ベースの配色でした)
今回は、レターパックライトのことをあまりご存じない方のために、レターパックライトに付く追跡番号の利用方法や大まかな配達日数、購入代金、購入場所などの基本的な事項についてご案内します。
この記事をご覧の方には「商品券やギフトカードを郵送するなら簡易書留かレターパックがおすすめ」も参考になります。
レターパックライトの基本情報は下記の通りです。
基本事項 | 摘要 |
---|---|
商品名 | レターパックライト |
発行企業 | 日本郵便株式会社 |
追跡番号検索 | 日本郵便公式サイトにて検索 |
定価 | 360円 |
有効期限 | なし 料金が変更になった場合は 不足分の切手を貼れば送付可能 |
発送方法 | ポスト投函or郵便窓口 集荷は不可 |
購入場所 | 郵便局 コンビニエンスストア(一部) ・ローソン ・ミニストップ ・デイリーヤマザキ ・サークルKサンクス ・セイコーマート 金券ショップ |
上の写真では番号が見えないようにしていますが、レターパックライトには「0000-0000-0000」のように12ケタの追跡番号が記載されています。発送前に追跡番号が印字されたシールを剥がすようになっているので、発送後も日本郵便公式サイトで配送状況の把握をすることができます。
レターパックライトに封入する荷物は厚さ3cm以内が条件となっています。レターパックライトは折り目で折りたたむと箱になるので、その箱の厚さより厚くならなければOKです。
また、レターパックライトには有効期限はありません。
しかし、レターパックライトの料金が改定された場合、不足分の切手を貼り付けなければ発送できなくなります。消費税が改正されたり、送料の見直しが行われた場合は注意が必要です。
発送方法はポスト投函が可能ですが、郵送事故を避けたいなら郵便窓口で提出するのが確実です。
ただ、ポスト投函ができないサイズになっていた場合は厚さ3cmをオーバーしているので、中の荷物を見なおす必要がでてきます。
また、公式発表はされていませんが、レターパックライトは実質速達郵便と同等のスピードで届くようになっています。関東地方からの発送であれば、九州北部や東北地方なら集荷日の翌日に到着するのでかなり便利です。
有効期限の近いチケットの発送などにも非常に重宝されます。
ポスト投函で発送できるレターパックライトは、郵便局で購入できるのはもちろんですが、一部のコンビニエンスストアや金券ショップでも購入できます。
郵便局で購入する場合、荷物も一緒に持っていけば、レターパックに入れさえすれば発送できるので、壊れ物以外の小物の発送には非常に便利です。
また、セブンイレブンやファミリーマートではレターパックライトを購入できませんが、大手コンビニエンスストアのローソンやミニストップではレターパックライトを購入できます。
ローソンやミニストップでは店内にポストも設置しているので、荷物も一緒に持っていき、レターパックライトを購入したら宛名を記入して封入すれば、そのまま発送することも可能です。
郵便局より店舗数のあるコンビニエンスストアでレターパックライトが購入でき、さらに発送もその場でできるのは便利だと思います。
レターパックライトの利用が多い方は金券ショップでの購入を検討することをおすすめします。金券ショップではレターパックライトを345円~355円で販売しています。
1枚あたり10円程度の節約ですが、大量に利用する方にとっては大きな節約になるはずです。
企業の方などにもレターパックライトは非常に人気の商品なので、毎月1,000枚以上購入していくような方もいらっしゃいます。
レターパックライトと同じように追跡番号のある特定記録郵便や簡易書留だと、発送時に郵便局の窓口に行かなければなりません。
レターパックライトのように手軽に発送できる方法が支持されているのだと思います。
郵便局の公式サイトでは案内されていない情報なのですが、レターパックライトは速達とほぼ同等の速さで配達されます。
恐らく、配達方式が速達と同等の条件となるレターパックプラスと同じ方式になっているため、自動的にレターパックライトも速達と同等の条件になってしまうのだと考えられます。
大体の目安となりますが、関東地方で集荷されたレターパックライトは翌日なら九州北部や東北地方に到着します。
九州南部や沖縄、北海道になると翌々日の到着となることもあるので注意が必要です。
基本としては、本州からの発送であれば、配送先が本州にあれば翌日到着が可能と思って問題ありません。九州や四国、北海道や沖縄への発送の際には、郵便局が提供している「お届け日数を調べる」を利用して事前に調べておいた方が無難です。
また、速達郵便の料金は362円となっているので、同じ条件で配達されるならレターパックライトの360円の方が2円だけですが安いですし、追跡番号があるのはかなり大きいです。
速達郵便には追跡番号がないので、どうしても郵送事故のリスクはなくなりません。レターパックライトは封筒自体も大きく、追跡番号もあるので、郵送事故に遭遇する確率は非常に低くなります。
ちなみに、私は1万回ほどオークションの出品作業をしていますが、レターパックライトで郵送事故に遭ったことはまだ1回もありません。
実際に郵送事故に遭ってしまった場合の補償はありませんが、簡易書留の392円よりも安い値段で送れるレターパックライトは、かなり便利で安全な発送方法となります。
特に今後定形外郵便の料金が値上がりすることが分かっているので、ますますレターパックライトの需要は高まると考えられます。
気になる方は一度利用してみることをおすすめします。
関連記事「レターパックプラスの配達にかかる日数を追跡機能を使って一覧にしました」
買取価格を高くするために一番いい方法は「金券ショップがほしい切手の額面を聞く」ことです。
年賀はがきを切手などに交換する前に、必ず買取依頼をする金券ショップに問い合わせをしておくのがポイントです。
近くに金券ショップがないという方でも、金券ショップの郵送買取サービスを利用する手もありますから、金券ショップの店舗検索などからお店を調べてみてください。
生前の切手コレクションが遺品整理で見つかった場合の対処方法も参考になります。
この記事をご覧の方には「初めて金券ショップに金券を売りに行く前に確認しておく6つのこと」も参考になります。