先日の記事で、最新のANA株主優待券が配布されたことを紹介しましたが、本日店頭で最新のJAL株主優待券が買取依頼で持ち込まれました。
ANA株主優待券に関しては、過去の記事で色々情報を紹介していたのですが、JAL株主優待券についての情報は使い方と販売価格についてぐらいしかなくてちょっと寂しいですね。
そこで、今回は最新のJAL株主優待券が金券ショップでどの程度の買取価格がついているのかと、JAL株主優待券の今までの買取価格相場情報をお伝えしたいと思います。
[テキストANAスカイツアーズ]
JAL株主優待券の説明は以前の記事に詳しく書いてあるので、今回は割愛します。
最近までのJAL株主優待券の価格相場について見てみましょう。
※JAL株主優待券の価格相場はオークファントップ
また、2015年の価格相場は基本的に2016年5月31日期限の株主優待券を対象としています。
2010年:会社更生法の適用のためなし
2011年:上場廃止中のため株主優待券配布はなし
2012年:9月19日に再上場も、上場期間が短いため株主優待券配布はなし
2013年:5月より株主優待券配布再開:6500円~7000円程度
2014年(上半期):5500円~7000円程度※1月から徐々に下がる形で推移
2014年(下半期):4000円~5000円程度
2015年(6月):5000円程度
2015年(7月):5250円程度
2015年(8月):5000円程度
2015年(9月):5000円程度
2015年(10月):5500円程度
2015年(11月上旬):5500円程度
ANA株主優待券の価格相場と見比べてみると違いが分かりやすいのですが、株主優待券の価格はANA株主優待券と比べて安定して推移しています。
2019年7月31日現在、ANA株主優待券の買取価格は4,450円~4,500円程度です。お盆が過ぎ買取価格が安定してきました。
2019年5月10日~5月15日頃を目途に、2020年5月31日期限となる最新のANA株主優待券が株主へ配布され始めます。
2019年5月11日に最新のANA株主優待券の配布当初の買取価格が3,500円~4,000円と明らかになりました。
最新のANA株主優待券が利用できるのは2019年6月1日からなので、配布当初から高値で取引されるとは考えにくいです。
2013年に再上場して初の株主優待券配布となった時には、既にANA株主優待券は5000円程度まで価格が下がっていたのにも関わらず、6500円~7000円程度の値段がついていました。
2014年には、ANA株主優待券が3000円程度の価格になっていたのに対して、JAL株主優待券は上半期では5500円~7000円程度の高値を維持し、下半期になってようやく下がってきたという形になっています。
ただし、2015年の8月頃からANA株主優待券の価格が5000円程度まで上がってきても、JAL株主優待券はほとんど価格が変わらずにそのまま11月まできている状態となっています。
基本的に金券ショップの買取価格もオークションの価格相場に合わせるようにして推移していたので、ANA株主優待券の価格が高騰しても、JAL株主優待券にはほとんど影響がなく、一時期ではANA株主優待券よりJAL株主優待券の方が安く購入できる時もありました。
※今では同じぐらいの価格相場になっています。
JAL株主優待券を使うメリットは、航空便の多さだと私は考えています。
2年ほど前のことですが、仕事で沖縄に行くことがあったため、株主優待券の使い方を学んでおこうと思い、行きはJAL、帰りはANAの便を利用したことがあります。
その時にもちろん株主優待券を利用しています。
航空便を検索していると、大抵の行き先ではJALの方が1日に行き来する便が比較的多めになっていて、JALだと1日5便~7便ぐらいはあるのですが、ANAだと場所によっては1日3便程度しかなかったりして、時間の制約がANA便の方が高まってしまう印象が強かったです。
私が出張の時に行きの便にJALを利用したのも、JAL便でないと目的の時間に到着しないという事情があったからです。
最近では、ANAとJALの航空便の定価にはほとんど差がないので、株主優待券が安いANA便を利用できるように予定を組むのが航空券での節約の基本になっていました。
ただ、ANA株主優待券の値段が上がっている今では、JAL株主優待券を利用して航空便を節約した方が時間に融通がきくことが多くなっていると思います。
それでもJAL株主優待券の値段が上がってこないのは、金券ショップで働いている私もちょっと不思議に思っているのですが、需要と供給がある程度安定していると考えるといいかもしれません。
ANAの相場が下がっている時でもJALはそこまで下がらなかったので、ANAの相場が上がっている時でもJALはそれほど上昇しなかったと言えるのかもしれません。
もしかしたら、ANA株主優待券の知名度がJALの上場廃止中に高まり、「航空券を節約するならANA株主優待券を利用した方がいい」という認識が広まっているのかもしれません。
JAL株主優待券でもANA株主優待券と同じように航空券の節約が可能ですから、航空会社に特にこだわりがなければ、JAL便も検討しておくのがおすすめですね。
本日買取依頼も受けたので、ちょうど最新のJAL株主優待券が株主さんに届いているようです。
金券ショップでの最新のJAL株主優待券の買取価格相場は下記の通りです。
JAL株主優待券(2016年11月30日まで):2500円~3000円
安っ!!と思ったかもしれませんが、ANAと同様でJAL株主優待券も12月にならないと使えない仕様になっています。
また、航空券がよく売れる地域では、まだ前の時期のJAL株主優待券(2016年5月31日)の在庫が残っていることが多いと思います。
なので、11月中はまずこの価格から変わることはありません。早くても12月、私の予想では来年の2月ぐらいにならないと買取価格は上がってこないと思っています。
これはANA株主優待券買取価格推移の予想と同じ考えです。
株主優待券は急な出張の時などに非常に便利です。なので、ビジネスマンの方にはすごく人気のある商品で、北海道や九州地方、首都圏の金券ショップでは定番商品にもなっています。
私のお店ではあまり売れないのですが、それでも数百枚は売れる商品ですから、よく売れる地域のお店では特に在庫不足になりがちの商品です。
今のように新しい株主優待券が配布されたばかりの時は、金券ショップの買取価格が安くなることもありますが、しばらくすれば在庫がなくなてきて、金券ショップも買取価格を上げてでも集めようとしますから、自然と値段が上がってくるという構造になります。
金券ショップでJAL株主優待券を購入できなかった人はこちらのサイトで格安航空券が購入できます。
[ANAスカイツアーズ]
どうしても格安航空券をキャンセルしなければいけなくなった場合はこちらの記事をご覧ください。
[テキストANAスカイツアーズ]
[JAL]
[テキストANAスカイツアーズ]