実家を離れて一人暮らしをしている方などは、お父さんやお母さんの誕生日にお祝い品を送ろうとすると、梱包など色々大変ではないかと思います。
私も就職を機に実家を離れて一人暮らしをしていましたが、両親の誕生日をお祝いするのに商品券やビール券を郵送で送ったこともあります。
ヤフオクなどをよく利用する人の中には、商品券やギフトカードなどでも定形郵便やミニレターで送ることもよくあります。
ただし、普通郵便は発送しても受取人まで届かない郵送事故の可能性もそれなりに高いので、個人的にはあまりおすすめできません。
商品券やギフトカードを郵送する時に、一番安く利用できる発送方法は簡易書留になります。他にも、宅配便やレターパックプラスが信書の発送方法になっています。
今回は、商品券やギフトカードを郵送するなら簡易書留かレターパックがおすすめする理由についてお伝えします。
この記事をご覧の方には「レターパックの追跡方法と追跡サービス利用開始のタイミング」も参考になります。
私はヤフオクで1万回以上出品した経験もありますが、主に金券の取り扱いが多いため、落札いただいた方も定形郵便やミニレターで発送を希望されることが多くあります。
宅配便やレターパックでの発送を依頼される方もいるのですが、落札者全体の割合から言えば5%もいません。なので、ざっと9,500回ぐらいは定形郵便での発送を行っていることになります。
さて、定形郵便でもまれに受取先に郵便物が届かない郵送事故が発生してしまうことがあります。
非常に残念なことですが、一度郵送事故に遭ってしまうと、どこで商品がなくなってしまったのか特定するのは困難ですし、まず商品が戻ってくることはありません。
気になる郵送事故の確率ですが、大体1/1000、1000回に1回ぐらいの割合で商品の不着が発生します。
時期や地域によっても若干の違いがあるみたいですが、東日本より西日本の方が郵送事故が起こる可能性が高いようにも感じています。
また、配送する会社によっても、郵送事故が起こる可能性は変わってくるように思います。地域性も高い要因になりますが、私の住んでいる地域では下記の順番で荷物を丁寧に扱ってもらえています。
ヤマト運輸>日本郵便>>>>>>>>>>>>佐川急便
定形郵便では日本郵便だけの対応になりますが、物品の発送の場合宅配便を利用することになります。
ちなみに、私が働いている会社では佐川急便を利用することを禁止しています。値段は安いのですが非常に荷物の扱いが悪いです。
少し話が逸れてしまいましたが、不着時や商品到着時に中身が破損していたような場合、補償が受けられる発送方法がいくつかあります。
まずは簡易書留です。簡易書留は定形郵便や定形外郵便にオプション料金をプラスすることで利用できるサービスで、宅配便と同じように追跡番号が付与されます。
この、簡易書留には5万円までの補償サービスが付いています。ただ、商品券などの金券には本来は適用されないことになっているようなので、補償を受けることができない場合もあるかもしれません。
25g以下の定形郵便に簡易書留を付けると392円で利用できるので、宅配便やレターパックプラスに比べて割安な発送方法になっています。
注意しておきたいのは、送る商品の重さ次第で料金が変わってしまう点です。
次に紹介するのはヤマト運輸の宅急便に代表される各種宅配便です。宅急便はクロネコヤマトの商標なので、他社のサービスは宅配便が正式な名称になります。
宅配便の補償内容は各社ほぼ一律で、30万円までの補償となっています。ただ、こちらも商品券などの金券には適用されないという注意書きがあります。
こちらも簡易書留と同様に補償を受けることができない場合もあるかもしれません。
宅配便での発送は各社最低料金にバラツキがありますが、三辺合計60cm以内の最小サイズで690円~756円になっています。
Amazonに関連した送料の見直しなど、最近話題となることも多い宅配業界なので、今後料金が上がる可能性もある点に注意です。
なお、レターパックに関してはレターパックプラスもレターパックライトも不着時の補償はありません。もちろん、紙袋で直接発送する方式なので、破損に関しての補償もありません。
レターパックプラスは配達方法が宅配便と同じ対面手渡しなので、補償についても宅配便と混同してしまいがちですが、レターパックには補償がないので注意が必要です。
ただし、商品券などの金券を送る場合に関しては、全ての発送方法が補償対象外となる可能性もあるので、お手軽な発送方法となるかもしれません。
基本的に、郵送事故など郵便物の不着を避けたい場合は、受け渡し方法を対面手渡しに限定する必要があります。
対面手渡しにするだけでは配送中の事故の可能性が残りますが、私が今までヤフオクで発送を行った500回ぐらいのサンプルでも、商品が途中でなくなってしまったというケースは一切ありません。
なので、対面手渡しになる発送方法の簡易書留(392円~)、宅配便(690円~)、レターパックプラス(510円)が商品券などの金券や貴重品を送る際におすすめの方法になります。
ただ、もう少し送料を抑えたいという方はいらっしゃると思います。そんな方におすすめの発送方法はレターパックライト(360円)を利用することです。
ヤフオクなどの発送依頼でも定形郵便の次に依頼数が多いレターパックライトですが、この発送方法で郵送事故が起こったことは5年ほどヤフオクをやっている中で1回もありません。
郵送事故のほとんどは、配送中に商品が行方不明になってしまうパターンになっているので、ポストから持ち出されてしまうといったケースなどは少数派です。
また、定形郵便の場合は梱包状態にもよりますが、中に金券など金銭的価値の高いものが入っていることは少し注意深く観察すればすぐ分かることが多いです。
私がおすすめする発送方法に封筒に金券を入れる前に1サイズ小さい封筒に入れる方法を紹介していますが、こうした対応だけでも、外観からは金券が入っていることが分かりにくくなります。
中身が分かりにくい状態にしておくことで、結果として郵送事故の防止にも繋がるのです。
恐らくですが、レターパックライトには追跡番号も付与されていますし、中身がどんなものであっても基本的な形は同じになるので、パッと見何が入っているか分からないというのも郵送事故が起こりにくい理由の1つだと思います。
もう1つ、定形郵便の封筒に比べてレターパックはかなり大きいサイズです。
途中で無くなってしまう可能性が封筒とレターパックでどちらが高いかと聞かれたら、小さいサイズの封筒であることは自明です。
この点も郵送事故が起きにくい原因の1つだと考えられます。
関連記事「金券ショップの郵送買取がおすすめ|目安の買取金額や必要な書類・依頼方法を紹介」
さて、商品券などの金券を発送する場合は基本は簡易書留を利用することをおすすめします。
ただ、郵便窓口にいかなくても発送できるレターパックプラスや郵送事故の起こりにくいレターパックライトも発送方法の候補に挙げてもいいでしょう。
もう1つの方法として、ギフトカードを正規取り扱い店で購入する方法のように、インターネットからの注文でギフト梱包と発送先を指定してしまい、配送まで全て代行で依頼してしまうのも手です。
郵送で金券などを送る場合、自分では一切金券に触れないようにするのが、最も手間のかからない方法になるかもしれません。
その代わり、料金には手数料が含まれることになりますから、若干割高になると思っておいた方がいいと思います。
そんな注文ができる通販サイトが金券ネットです。購入時の手数料は、大体1万円あたり1,000円となっていて、発送料金は全国一律500円となっています。
関連記事:【商品券・ギフトカード他】換金率が高い金券の買取価格相場|金券ショップで売るといくら?
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今回は商品券やギフトカードを郵送におすすめの簡易書留やレターパックを紹介しました。商品券やギフトカードなどの金券は、通常クレジットカードでの購入ができません。
金券ショップを利用する場合もクレジットカードの利用はできないことがほとんどです。
しかし、金券ネットではクレジットカードで金券を購入することができます。
もちろん、金券ショップで購入するように安くなるわけではありませんし、配送料などの手数料もかかりますが、ギフト用のチケットを購入したい場合など、こちらの方が便利な場合もあるでしょう。
この記事をご覧の方には【金券ねっと】この記事をご覧の方には「商品発送方法|ヤフオクで1万回以上出品した私がお伝えするヤフーオークションのコツ」も参考になります。