以前の記事「ジェフグルメカードの使い方・使えるお店・安く購入する方法」で全国展開しているファミリーレストランならほとんどのお店でジェフグルメカードが利用できることをお伝えしています。
しかし、イタリアンワイン&カフェレストランのサイゼリヤはジェフグルメカードはおろか、クレジットカードでの支払いもできず、お会計は現金のみという企業方針で運営しているようです。
サイゼリヤは美味しくて安いので私もよく利用しているのですが、お会計にクレジットカードも利用できないのは知らなかったので、せっかくですから記事にすることにしました。
グルメチケットについては、ジェフグルメカードやぐるなびギフトカード、マックカード、ミスタードーナツなどの紹介もしています。
この記事をご覧の方には「【グルメチケット】を金券ショップで購入|チケットショップの販売価格相場」も参考になります。
最近ではコンビニエンスストアでもクレジットカードや各種電子マネーが使えるようになっています。金券ショップのようにクレジットカード決済ができないお店を除けば、サイゼリヤのように現金会計のみを方針としているお店はかなり珍しく感じます。
そんな、レストランとしては異色のサイゼリヤが現金会計のみの方針を行っている理由は主に2つ考えられます。
1つは、会計を現金のみで行うことで、レストランという業務に集中できるようにすることです。もう1つは、クレジットカードや電子マネー、ジェフグルメカードを利用可能にすることで発生する手数料を抑えることです。
レストランやコンビニでアルバイトやパートをしたことがある方も多いと思います。特に、最近のレストランやコンビニでアルバイトやパートをしたことがある方は、支払い方法がかなり多くあり、レジ業務をまともに行えるようになるまでに経験が必要であることが分かると思います。
昨今の人手不足の影響もあってか、コンビニエンスストアで働く人もある程度人員が固定されているように思います。そんな状況でも、たまに新人の方にレジ対応をしてもらうことがあるのですが、以前私がコンビニエンスストアで買い物をした時に、クオカードで支払いをしたら、思っていたより時間がかかってしまったことがあります。
クオカードは、主にコンビニエンスストアで利用できる金券で、私はコンビニエンスストアをよく利用するので、1枚ぐらいはクオカードを常に所持しています。ちょっとした買い物の時でもわざわざ小銭を出さなくていいので非常に重宝しているのですが、新人の方がレジを担当する時には注意しています。
それは、クオカードは途中で残金がなくなってしまうことがあり、その時のレジ操作がある程度複雑になっているためです。
新人の方は大抵最初にキャンセルボタンを押してしまうので、うまく決済できるまで何回も同じ処理をすることになってしまいます。
こんな感じで、様々な支払い方法があると、たかがレジ打ちでもある程度の習熟が必要になってしまいます。
これが現金のみの会計であれば、お金の確認をして金額を打ち込むだけでよくなるので、違算には十分注意しなければいけませんが、新人でも特に訓練や練習の必要もなく対応できるレベルです。
また、支払い方法についての案内をレジ回りに掲載しなくていいので、レジ回りのスペースをより自店の売上や利益に繋がりやすく最適化することも可能になります。
このように現金会計のみにすることで得られるメリットもあるのです。
以前の記事「金券ショップはなぜクレジットカードが使えないのか?」でも触れていますが、クレジットカード決済を利用すると、3%~3.5%程度の手数料がかかるようになります。
こういった手数料はジェフグルメカードや各種電子マネーを利用可能にした時にも同様にかかってきます。私はあまり詳しくないのですが、恐らくジェフグルメカードや電子マネーの利用手数料の方がクレジットカードの利用手数料よりも高いでしょう。
レストランとしては、多様な支払い方法から選べることで客数増につながることになりますが、結局それらの支払い方法に対する手数料がかかってきます。
これらの費用は広告宣伝費などと同じような販売管理費になります。サイゼリヤぐらい知名度も人気もある店舗であれば、クレジットカードや電子マネー、ジェフグルメカードを利用不可にしたら来なくなる客層に関しては、無視してしまっても問題ないと判断するかもしれません。
サイゼリヤの売りは安くて美味しい料理だと私は思います。これらの提供を可能にするために、極限まで費用を削っているのではないでしょうか。
お昼時にサイゼリヤに行くと、ほぼ満席の状態になっています。現金払いのみにすることで、多少客数が減ってしまっても問題ないと、サイゼリヤが判断しても不思議ではありません。
実は、サイゼリヤのようなレストランにとって、クレジットカードの利用で発生する手数料は、ほとんど無視できるぐらいの費用になると思います。それ以上にクレジットカードの利用を可能にすることで発生するのがキャッシュフローの悪化です。
クレジットカードを利用した会計の場合、レジで会計をした金額が入金されるまでに1ヶ月~2ヶ月程度の猶予が必要になります。
しかし、レストランでは提供する料理を作るための材料は常に仕入れをしなければなりません。しかも、一般的に生鮮食品に関しては一週間の支払いサイトになっているので、レストランで立った売り上げが入金されるまでの間は、自分たちで支払いのための現金を用意しなければなりません。
こうなると、支払いのために銀行などから融資を受けることにもなったりします。その場合、さらに金利という費用がかかってきます。私の考えではサイゼリヤが現金支払いのみにしているのは、このキャッシュフローの悪化が理由だと考えています。
その理由として、私の知り合いにレストランを経営している人がいるのですが、一番きついのはカード払いのお金がなかなか入金されないことだとぼやいていたこがあったことです。
サイゼリヤの現金会計のみという選択は、レストランとしてはかなり珍しい例だと思います。ですが、企業としてメリットを考え、対応している結果のようです。
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今回はジェフグルメカードを紹介しました。ジェフグルメカードなどの金券は、通常クレジットカードでの購入ができません。金券ショップを利用する場合もクレジットカードの利用はできないことがほとんどです。
しかし、金券ネットではクレジットカードで金券を購入することができます。もちろん、金券ショップで購入するように安くなるわけではありませんし、配送料などの手数料もかかりますが、ギフト用のチケットを購入したい場合など、こちらの方が便利な場合もあるでしょう。
この記事をご覧の方には【金券ねっと】この記事をご覧の方には「【商品券・ギフトカード他】換金率が高い金券の買取価格相場|金券ショップで売るといくら?」も参考になります。