青春18きっぷ(青春18切符)って5回分セットだからちょっと使いにくいんですよね。
友達同士で利用する時でも4人だと1人分余ったり、なんとか4人分だけ利用できないかな?なんて思った事はありませんか?
金券ショップでは青春18きっぷをレンタル方式で販売しています。
でもレンタル方式って何だろう?住所や名前は書きたくないんだけどな…。
なんて方のために今回は青春18きっぷのレンタル方式について紹介します。
この記事をご覧の方には「青春18きっぷのバラ券を金券ショップで購入する4つのコツ」も参考になります。
金券ショップで青春18きっぷの説明によくあるのが、レンタル方式という言葉ですが、これは普通の販売・買取のことです。
青春18きっぷは5回分をバラバラに売ることができないので、5回分を先に売って、お客様に必要分利用してもらった後、残りのバラ券を買取るようになっています。
買う時に商品を持っていき、売る時に商品を持ってくるので、ひとことでレンタル方式と表現しているお店が多いのです。
その方法だとお客様が戻ってくるか分からないので無理です。持ち逃げした方がお得になってしまいますからね。お店で一番よく聞かれるのですが無理です。
金券ショップでは、青春18きっぷの残り回数別に、買取価格と買取期限を設定していますが、どうしても価格の確約はできません。
最近では東日本大震災や、夏であれば台風の上陸など、電車が動かなくなってしまう状況もそれなりの可能性であります。私のお店では、天変地異や・台風などの天候・事故・事件がないかぎり買取価格は変えないのですが、お店によっては在庫状況などでも価格をすぐ変えるところもあるようです。
ほとんどのお店は、自分のお店で買ってもらった切符を高く買い取るように設定して顧客の囲い込みを図っています。つまり
A買取:そのお店で購入した青春18きっぷ
B買取:他店やJRで購入した青春18きっぷ
となっていて、A買取はあらゆる面で優遇されます。当店でも買取価格を変更するのはまずB買取からです。
自分のお店に来てくれるお客様に不利にならないよう、買取価格もできる限り変更しませんが、どうしても無理だと判断した時は、まずB買取から変更します。
なるべく、購入したお店に売りにいく方がいいですね。
1回券や2回券の残り回数が少ない青春18きっぷバラ券はかなり競争率が高いので、予約取り置きなどには対応できません。
私のお店でも競争率は20倍ぐらいで、買えるかどうかはほぼ運次第です。日曜日の夕方とか、月曜日の朝にバラ券の買取数が増える傾向にありますが、タイミング次第では平日の昼間に1回券が購入できたりするので、なんとも言えません。
オークションなどでも値段が高騰しますから、本当に取り合いになっています。
残念ながら買取期限を1日でも過ぎた場合、設定していた金額では買取できません。
利用期限が決まっている切符なので、だんだん売れなくなってしまう商品です。買取期限もお店がここまでならぎりぎり大丈夫という設定になっています。なので、1日ぐらいと軽く考えるのはお勧めしません。天候状況などもありますから、むしろ3日ぐらい早く持ってきた方がいいぐらいです。
利用する予定があれば別ですが、なければ早く売ってしまった方がいいと思います。
高校生などの18歳未満の方については、青春18きっぷを売却する時に「保護者の同意書」が必要になります。これは法律でも定められているので、省略できない決まりになります。
当店ではお店に常備しているので、制服で来店した方には一緒にお渡ししていますが、行きつけのお店に聞いてみるのが一番だと思います。
学生のお財布にも優しい青春18きっぷですが、使われる方は大人の方(どちらかといえばご年配の方)がすごく多いです。学生さんはあまり情報を持ってない事もおおいので、金券ショップを利用して青春18きっぷをレンタル方式で利用するといったことまで知らないのかもしれません。
それでも毎シーズン学生さんがいらっしゃるので、一生懸命説明するようにしています。私も学生の頃はお金がなかったのと、切符を安くできる方法などを教えてくれる人もいなかったので、自転車での移動がメインでした。金券ショップで勤務してから詳しくなりましたが、工夫すれば色々なものを安くできるんですよね。
もっと金券ショップを多くの方に利用してもらえると嬉しいです。
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旅行情報WEBサイトのSPOT(スポット)が青春18きっぷを使った旅行の参考になる「青春18きっぷで日本縦断。丸5日間、14,150円で最南端の鹿児島から稚内まで行ってみた[PR]」を作成しました。
この記事は駅メモ!という全国9,000ヶ所以上ある駅を対象とした位置ゲームのPRです。青春18きっぷと相性もいいゲームですから、この機会に遊んでみるのもいいかもしれません。
5日間の移動については、1日目は九州地方、2日目は山口から大宮まで、3日目は大宮から青森まで、4日目は青森から札幌まで、5日目は札幌から稚内まで移動しています。
なお、4日目の移動では「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」も利用しています。
たまにPR要素が出てきますが、青春18きっぷを実際に利用したらどんな旅行になるのか雰囲気をつかむのにおすすめの記事です。