今回は、切手の貼り方は自由!?封筒などに張ってありさえすればOKですについてお伝えします。
当サイトでは郵便の料金表や金券ショップで切手の購入・売却をする時に注意する8つのポイントなどで切手やはがき、レターパックや収入印紙など、主に郵便局で購入できる商品が金券ショップでも取り扱っていることを紹介しています。
度々発売される記念切手は、多くの場合は限定品なので通常切手よりも価値が高く、コレクター性があります。しかし、何らかの理由で記念切手を使うことを考えたとき、どのような方法があるのでしょうか。
記念切手はどれでもプレミア価格がつく!というわけでもないので、実際は昔に発売された柄でも額面以上の価値はあまりないということも珍しくありません。
十年以上前の話ですが、お宝鑑定や古物鑑定が人気となった背景があり、コレクターとして何かを集めるということが流行った時期があったため、集めやすい切手をコレクションの対象にしていたという人も多いのです。
記念切手であっても出た数が多かったり、年数があまり経っていなかったりすると、なおさら高い価値がつくことを期待しないほうが良いと思います。
それでも気になる場合は、切手屋が前身で価値に詳しい金券ショップか、切手の買取と販売を専門に扱うショップに鑑定を依頼してみましょう。
記念切手は柄が通常切手と違うだけなので、手紙を送る際などに通常切手と同じように使用することができます。
お客さんに度々手紙を出すアパレル関係のショップなどでは、お客さんが受け取ったときにとても喜んでくれるので必ず記念切手を貼ることにしているなんてケースもあります。
記念切手によっては、形が四角ではなく丸だったり横に長いものだったりとさまざまなデザインがありますが、そのせいで使い方が特殊になるということはないので、もし使ってしまっても良いなと言う場合は通常の切手と同じように使ってかまいません。
余った記念切手を使う場合の貼り方に関しては通常切手を貼る際の注意点と違う部分はほとんどなく、きちんと糊面を濡らして剥がれないようにする、封筒やはがきの宛名面の左上に貼り付けるなどの基本的なルールを守れば問題はありません。
記念切手のなかには糊面がシール状になっているものもあるので、かえって通常切手よりも使い勝手が良い場合もあります。
郵便物への切手の貼り方には、特に明確なルールはないと言われています。消印の押されていない新品のものを貼る、数枚使う場合は切手同士が重ならないように貼る、宛名面に全ての切手をまとめて貼る、縦に連なるように貼るなど基本的な使い方はあります。
これらはおそらく、ほとんどの人がマスターしている切手の貼り方だと思います。これらの基本的な切手の貼り方に加え、覚えておくと郵便局での仕分けがスムーズになったり、話のネタとしても使えたりする切手の豆知識がいくつかあります。
封筒やハガキなどに切手を貼ろうとする際、ほとんどの人が宛名を書く面の左上に貼ろうと考えると思います。これは正解なのですが、実は貼る範囲も意識すると良いことを知っていますか?
機械化が進み、消印を押す作業が手作業ではなくなったため、機械できちんと切手の上に消印が押せるように「宛名面の左上、縦7cm横3.5cmの範囲に切手を収めると良い」とされているのです。
では、ハガキや封筒を横長になるように使う場合はどうするべきなのでしょうか?
この豆知識を活用するのであればやっぱり左上部分に貼るのでは…と思いがちです。横長に使いたい場合は、封筒などを縦長につかった場合に切手が貼られるべき場所に貼るのが正解です。
つまり、ハガキや切手を横長に置いた際には左上に切手が来ることになります。これは機械にかけるときに縦長の郵便物として方向を揃えるためのようです。
では、何枚もの切手を使いたくて切手を貼る理想位置から少しはみ出してしまうときはどうなるのかと言うと、こちらは郵便局員が手動で消印を押しますので、手間はかかるもののタブーというほどではないと思います。
通常の1枚だけ切手を貼る場合などに意識してあげれば手間が少なく済むかな、程度に捉えておいても問題はないはずです。
明らかに曲がっている、きちんと貼れずに剥がれてしまう、必要な郵便料金に額面が達していないなどのほうが手間のかかる割合としては多いようです。
余った通常切手や記念切手を売るのではなく自分で使ってしまおうと考えたとき、気になるのが切手の額面についてです。記念切手のなかには定形内郵便料金の82円や92円を越えた額面のものや、逆に満たない額面のものがたくさんあるからです。
このような場合、一体どのように記念切手を使えば良いのかわからず、結局引き出しのなかにしまい込む…という人も少なくありません。
切手の貼り方のルールとして、1つの郵便物に何枚も貼っても良いというものがあります。例えば定形内郵便・82円分の切手を貼るために記念切手50円1枚と通常切手10円を3枚、通常切手1円を2枚貼り付けるといった使い方です。
もちろん、定形外郵便の120円分の切手を貼りたいときに100円の記念切手1枚と10円の通常切手を2枚貼る、という使い方でもかまわないということです。日本の郵便局のルールでは、貼った切手の合計額面が必要な料金分に達していれば問題なく配達されます。
そのため、50円の記念切手がたくさんあるなというときなどは、必要な郵便料金に足りるように通常切手を買い足して使うといった工夫をすることで引き出しにしまい込む必要がなくなります。
そんな端数の通常切手があるの?と思う人もいるでしょうが、郵便局のホームページにて通常切手を見ると1円、2円、3円など多くの種類の額面が用意されていることがわかります。
たくさんの切手を貼るときは、必ず宛名面に全てを貼り付ける、宛名面の左側に揃えて貼り付ける、切手同士が重ならないように貼り付ける、消印のない新品のもののみを使用することが基本的なルールとなっています。
その他には、切手が剥がれないようにきちんと貼り付ける、また切手の上からセロテープなどを使用しないなどのルールがあります。
切手を貼るときは裏の糊面を濡らして貼る人がほとんどでしょうが、濡らさずにボンドや糊を使ってきっちり貼る人も多くいます。こちらの方法でも問題はありませんので、自分に合った方法を用いてください。
郵便料金は定形内、定形外など明確な料金の基準は決まっているものの、その料金より多い分はとくに問題がありません。例えば定形内92円の郵便物に100円の記念切手を貼るなど、必要な92円を満たしているならそれより多くても配達されるということです。
ただし、たとえ料金より多かったとしてもその分がお釣りとして返ってくるわけではないので、そこは理解して使用しましょう。
必要な料金分より多い切手額面になりがちなケースは、たいていの場合で余った記念切手を使おうとする場面で起こります。記念切手にもさまざまな額面があり、定形内の82円や92円を越える額面、またはハガキを送るのに必要な62円を越えた額面のものも珍しくありません。反対に50円などの少なめの額面のものもあります。
こちらを使い、例えば定形内92円のものを送るのに2枚貼り付けて合計100円の額面にするなどでも大丈夫です。少しの額とは言え無駄なく使いたい、郵便にうまく使えないなら売りたいという場合もあると思います。
ここで注意したいのが、郵便局では切手の現金化ができない点です。書き損じのハガキを交換してもらえるのが便利などはよく知られた話ですが、それを曲解して使わない切手を引き取ってもらえると思っている人もいるようです。
郵便局の窓口で可能なのはあくまでも「交換」で、買取はまったくしていないことは頭に入れておきましょう。買取を依頼して現金化したい場合は、切手を扱う金券ショップに直接持ち込む、またはサイトを通じた査定をしてもらうのがおすすめです。
特に切手のプレミア的な価値などの知識が高い切手売買専門店や、切手屋を前身とする金券ショップへ持ち込むのが理想的です。ただし、記念切手の全てに高い価値があるというわけでもないので、余った記念切手が数枚という場合は、自分で使用してしまうほうが良いな…というケースもあります。
記念切手は花や風景、動物、有名な人気キャラクターのものも多く、純粋に見て楽しめるのでお手紙に添える華として使用すると相手に粋な印象を与えることができます。
関連記事「【最新】定形郵便・定形外郵便の値段表|速達・特定記録・簡易書留の料金一覧(2017年6月1日以降の料金)」
買取価格を高くするために一番いい方法は「金券ショップがほしい切手の額面を聞く」ことです。
年賀はがきを切手などに交換する前に、必ず買取依頼をする金券ショップに問い合わせをしておくのがポイントです。
近くに金券ショップがないという方でも、金券ショップの郵送買取サービスを利用する手もありますから、金券ショップの店舗検索などからお店を調べてみてください。
生前の切手コレクションが遺品整理で見つかった場合の対処方法も参考になります。
このページをご覧の方は「初めて金券ショップに金券を売りに行く前に確認しておく6つのこと」も参考になると思います。