今回は、A4用紙を封筒で送る場合の切手代についてお伝えします。
当サイトでは「郵便の料金表や金券ショップで切手の購入・売却をする時に注意する8つのポイント」などで切手やはがき、レターパックや収入印紙など、主に郵便局で購入できる商品が金券ショップでも取り扱っていることを紹介しています。
[テキスト切手買取]
A4用紙を封筒で贈りたい場合、定形になるか定形外になるかで郵便料金に差が出ることはご存知でしょうか。
書類の送付や切手の買取依頼など、A4サイズの用紙を折りたくない場合は必然的に定形外郵便で送ることになります。
折りたくないものを送る場合は、おそらくクリアファイルや薄めのボール紙などで補強することがほとんどだと思います。
この場合、折らずにすっぽり入る封筒のサイズは角型2号、まずはこの大きさでの郵便料金を見ていきましょう。
今までの定形外郵便では送る封筒の重さが料金の目安となっていましたが、2017年6月からは料金改定があり、送るもののサイズも料金に関係するようになりました。
長さ34cm以内、横幅25cm以内、厚み3cm以内を規格内、それ以外を規格外として料金の目安が変わるようになりました。
A4用紙では大きさは規格内に収まりますし、重さに関してもA4コピー用紙1枚で約4g、角型2号封筒で約14g、クリアファイル1枚で約25gの合計約43gとなるため、大きさが定形外規格内、重さも50g以内となるため120円で送ることができます。
ただし、切手を貼ったりした場合はまた重さが変わってくることになりますし、A4用紙の数によっても50gを超えることもあると思います。
仮に送りたいものが折っても不都合がない類のものである場合は、A4用紙であれば3つ折りにすれば定形内郵便の料金で送ることができます。
こちらは重さ25gまでが82円、50gまでが92円となります。
定形外郵便の規格内・規格外と言うとややこしい印象がありますが、A4用紙を送るケースに限れば大きさ自体は規格内に収まりますし、重さだけを注意していればまず間違いはありません。
切手の買取依頼などの場合は折りたたむと買取不可のショップが多くなっているので、料金を安く済ませよう!と無理やり3つ折りにすると郵便料金だけがかかって買取はしてもらえなかった…。
という事もあるので注意してください。
A4サイズ用紙に通常切手や記念切手を貼り付けて買取の依頼をしたり、書類を送るなどで角型2号の封筒を使う場合、中に入れる用紙の枚数などで封筒全体の重さが変わってきます。
角型2号の封筒であれば一律120円なのでは?と思っていると意外な出費に驚く可能性があります。
定形外郵便の料金はサイズなども重要ですが、全体の重さで大きく変わってきます。
また、2017年6月に改定された定形外の郵便料金は、定形外規格というものに収まっているかはみ出しているかでも違いがあります。
定形外規格内のサイズは長さが34cmまで、横幅が25cmまで、厚みは3cmまで、重さは1kgまでとなっています。
A4サイズ用紙を送るのに使われる角型2号の封筒であれば、サイズについては規格内に収まると言って良いでしょう。
問題は用紙などをたくさん入れる場合の重さの変化です。
定形外規格内を例に挙げると、郵便料金は~50gが120円、~100gが140円、~150gが205円、~250gが250円、~500gまでが380円、~1kgが570円となっています。
A4サイズ用紙1枚の重さは約4gなので、枚数で計算して料金の目安を割り出すのが良いでしょう。
また、用紙の他にクリアファイルなどを入れる場合も重さに注意が必要です。
もし360円を超える料金になりそうであれば全国に一律料金で送れるレターパックライトの利用を検討すると費用が抑えられます。
ちなみに定形外の規格からはみ出すサイズのものを送る際の料金は、~50gが200円、~100gが220円、~150gが290円、~250gが340円、~500gが500円、~1kgが700円、~2kgが1020円、~4kgが1330円となっており、いずれも2017年6月の改定前に比べて80円~150円の値上げがされています。
切手の買取依頼以外にも、ネットオークションなどをよく利用する人は料金に少し注意してみたほうがいいでしょう。
特に売る側だった場合、送料をもらったはずが足りなかったというケースが起こりがちです。
A4の用紙を折りたたまずに送る場合、定形外郵便の規格に収まる範囲では何枚くらいまで送れるのかが気になる人も多いと思います。
A4用紙の重さを約4g、A4用紙を折らずに入れることのできる角型2号の封筒が約14g、さらに中の用紙が折れないように補強するためのクリアファイルを1枚として約25g、合計約43gとなります。
定形外の規格内の大きさの中でもっとも安い料金は合計50gまでの120円となっているため、あと1枚A4用紙を足して+4g、合計約47gなので2枚までならこの条件で送ることができるわけです。
では、もっと多くの枚数を送りたい場合はどうでしょうか。
定形外の規格内に収まる郵便物の料金は50gまでが120円、100gまでが140円、150gまでが205円、250gまでが250円、500gまでが400円、1kgまでが600円、2kgまでが870円、4kgまでが1180円となっています。
たくさんの枚数を送りたい場合は、けっこうな料金になることがわかると思います。
実は郵便局のサービスにはレターパックライトというものがあります。
こちらは専用の封筒があり、その封筒に入れられる範囲の重さ4kgのものまでは全国一律360円で送ることができるというわかりやすいものです。
封筒の大きさがちょうどA4ファイルサイズとなっているため、クリアファイルに入れた用紙をたくさん送るのにも適しています。
定形外郵便の料金の250gまでが250円、500gまでが400円ですから、250gを超える場合はレターパックライトのほうがお得になるというわけです。
レターパックライトの専用封筒を購入すれば、料金分の切手を貼る手間もなくそのままポストに投函することができます。
250gを超えるA4サイズ用紙の枚数の目安は、1枚を4gとして考えれば63枚からとなります。
ただしこれは純粋なA4用紙の重さのみで考えた場合なので、実際はクリアファイルや用紙に貼ったものなどのことを考えるともっと少ない枚数からとなるでしょう。
a4サイズの用紙をそのまま送る必要がなく、例えば3つ折りにしてもかまわない場合であれば定形内郵便で送るのがもっとも料金が安く済みます。
定形内の料金は~25gまでが82円、~50gまでが92円となります。
この82円と92円に収まる範囲でA4サイズ用紙を送りたい場合、目安としては何枚まで送ることができるのでしょうか。
A4サイズ用紙を3つ折りにした場合、利用する封筒は長3もしくは洋長3になると思います。
他にも自作封筒や4つ折りにして送りたい等の場合もありますが、3つ折りの書類を送るのであればまずこの2つの封筒のどちらかを利用すれば良いでしょう。
郵便の料金は送る場所までの距離は関係なく、サイズと郵便物の重さで変わってくるので、定形内の82円、または92円で送れる目安を知るためには重さに注目しましょう。
封筒の重さを約5g~6g程度、A4用紙1枚を約4gとした場合、~25gの82円に収めたいなら3枚~4枚程度、~50gの92円に収めたいなら5枚~10枚程度となるでしょう。
ただしこれはあくまでも一例で、例えば中に入れる用紙や封筒の厚みがしっかりしたものなら重さもそれだけ増しますし、糊やセロハンテープ、シールなどの重さも考えなければいけません。
そのため、確実に定形内に収まるようにしたいという場合は、上記の目安よりも1枚程度少なくして送るなどで調整してみましょう。
もし、A4サイズ用紙を3つ折りにすると不都合がある場合は素直に定形外郵便を利用しましょう。
無理やり3つ折りにしてしまうと、特に書類などの場合は受け取り側が難色を示す場合もあります。
また、ポスト投函の際に郵便料金分の切手が足りなかったとなると返却されてからまた送り直すという手間がかかり、その分時間もかかってしまうので注意が必要です。
料金が足りているのかハッキリわからない、自信がないという場合は、送りたい郵便物を最寄りの郵便局の窓口に持っていくことで必要な料金の支払いがその場で完了するため安心です。
関連記事「【最新】定形郵便・定形外郵便の値段表|速達・特定記録・簡易書留の料金一覧(2017年6月1日以降の料金)」
買取価格を高くするために一番いい方法は「金券ショップがほしい切手の額面を聞く」ことです。
年賀はがきを切手などに交換する前に、必ず買取依頼をする金券ショップに問い合わせをしておくのがポイントです。
近くに金券ショップがないという方でも、金券ショップの郵送買取サービスを利用する手もありますから、金券ショップの店舗検索などからお店を調べてみてください。
生前の切手コレクションが遺品整理で見つかった場合の対処方法も参考になります。
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