出張で新幹線を利用する場合、客先に早く着くために早朝に出発することも多いでしょう。
そんな時、新幹線代を金券ショップで節約しようと思っても、金券ショップの開店時間は早くても8時頃ですし、10時開店のお店もあります。
ですが、最近では自動販売機を導入する金券ショップも増えているので、早朝の出発日当日でも新幹線格安チケットが購入できるようになっています。
今回は、早朝でも利用できる金券ショップの自動販売機についてお伝えします。
金券ショップで販売している新幹線回数券の使い方や利用条件についてはこちら
新幹線回数券は金券ショップでかなり売れる商品です。その分問い合わせも多いので、使えない期間、指定席への変更方法、途中下車や乗り越し精算、有効期限、買取価格を高くするコツなど、個別の情報についても詳しく紹介しています。
この記事をご覧の方には「金券ショップでクレジットカードが使えない理由」も参考になります。
[テキスト新幹線]
金券ショップが自動販売機を導入するケースが増えてきました。ここ2~3年の間に、かなりの数が普及してきたと感じます。もちろん、私もお店でも自動販売機を導入しています。
金券ショップの自動販売機は24時間営業となるのが基本です。ただ、地域によっては、防犯対策のため、深夜帯は営業停止している場合もあります。
自動販売機はタイマーで営業時間を設定できるので、深夜0時~早朝5時までを営業時間外とするケースもあるようです。
自動販売機で購入できる商品は切符がメインとなります。さらに、在来線の切符より新幹線の切符を販売する傾向にあります。
これは、自動販売機を導入するコストを回収するためには、ある程度高単価の商品を売らないといけないという理由もあります。
また、よく売れる商品が基本となるので、マイナー商品は購入できないこともあるでしょう。
新幹線なら、東京、名古屋、京都、大阪はまず売られていますが、それ以外の区間は店頭で販売されていても、自動販売機では購入できないこともあります。
飲料の自動販売機などでは、お金を入れてから商品ボタンを押して購入するのが普通です。
が、金券ショップの自動販売機では先に商品を選んでからお金を入れるタイプの機種が多いです。
お店にいる時でも、お金を先に入れようとして、困っているお客様をよく見かけます。
金券ショップの自動販売機では、切符などが丸出しで出てくることはなく、封筒などに入った状態で出てきます。
気を付けてもらいたいのは、商品を複数購入した場合、封筒も複数出てくる点です。
たまに、複数商品を購入しても、封筒を1つだけ持って帰って、後で取り忘れたと店頭にいらっしゃるお客様もいます。
金券ショップが自動販売機を設置する場所は、基本として金券ショップの近くとなります。
たまに自動販売機だけがぽつんと設置されていることもありますが、防犯や商品補充の観点から、あまり効率がよくありません。お店の裏側などに設置されていることが多いでしょう。
グーグルマップで検索してみるのもいいと思います。
特に金券ショップの利用に慣れていない方は、自動販売機で商品を購入してから問い合わせをいただくことも多くなります。
実際に問い合わせをいただくことの多い事例を中心に起こりやすいトラブルについてお知らせしておきます。
それなりの頻度で、商品を間違えたり、目的の商品とは違う商品が出てきたというトラブルが起こります。
これは、金券ショップの格安チケットが2枚以上に分割されていることからくる勘違いも半分以上含まれますが、商品を間違えてしまったというトラブルはそれなりにあります。
実際には間違えたというより、予定が変わったというのが正確な理由だと思います。
ただ、いかなる理由であろうと営業時間外は対応できません。
仮に、店舗側に非があるトラブルであっても、対応は営業時間内に行うのが普通です。
また、商品に関する質問などもできません。特に金券ショップの利用に慣れていない方は、店頭で購入しておいた方がいいでしょう。
稀にあるのですが、商品が出てこない、お釣りが出てこない、お金を入れたら詰まってしまったというトラブルも起こります。
商品が出てこない場合は、自動販売機の内部で詰まってしまっているので、機械を開けないと対応できません。
お釣りが出てこない場合も、釣銭そのものがなくなってしまったケースもあるので、結局営業時間に訪問しないといけなくなります。
一番多いのがお金が詰まってしまうトラブルですが、クシャクシャのお札などを入れようとすると、詰まってしまうことも多くあります。
このようなトラブルの場合も、営業時間でないと対応できません。
金券ショップの営業時間に訪問できるなら、店頭で購入した方が無難かもしれません。
金券ショップの自動販売機は、商品取り出し口と、お釣りの取り出し口、お札の取り出し口、領収証の受け取り口がそれぞれ離れている設計になっています。
お札の取り忘れは滅多にありませんが、お釣りの取り忘れ、領収証の取り忘れ、商品の取り忘れは比較的頻繁に起こります。
特に多いのが領収証の取り忘れです。取り出し口が機械の右上にあることが多いので、よく忘れられた領収証がぶら下がっています。
関連記事「新幹線・電車・バス・飛行機の格安チケットについて」
[新幹線]
金券ショップをよく利用している方の中には、かなり新幹線や在来線の切符に適用されている料金ルールに詳しい方もいらっしゃいます。
そんな方でも新幹線回数券や在来線回数券の乗り越し精算のルールが、通常の切符の料金計算のルールと違うことをご存じない場合もあります。
金券ショップに目的の区間の切符がない場合に、別の区間を買おうとする方もいらっしゃいますが、回数券における乗り越し精算のルールについて誤解していることもあるので、なるべく詳しく利用区間についてヒアリングしています。
たまに鬱陶しそうにされてしまうこともありますが、せっかく安くしようと金券ショップを利用していただいていますから、損をさせるわけにはいきません。
ご面倒かもしれませんが、一緒にどうしたら料金が安くなるのかを考えさせていただければ嬉しく思います。店頭でもちょっとだけお付き合いいただければ幸いです。
金券ショップを利用するより安く新幹線格安チケットを購入する方法はこちら
遠出をする方の中には、現地でホテルを利用する方もいると思います。新幹線を利用する時にJRで切符を購入する場合、長距離で安くなるのは往復割引ぐらいです。
しかし、[テキスト新幹線]
もし、切符を金券ショップで購入済みという方でも、ホテルの代金を安くする方法もあります。
ホテルの予約は[テキストホテル]
この記事をご覧の方には「金券ショップでクレジットカードが使えない理由」も参考になります。