こういったケースは金券ショップをご利用いただくお客様でもよくあります。
ですが、金券ショップは基本的に返品・交換・払い戻しには応じません。
それは、金券ショップが販売しているのは、あくまでも中古品なので、購入と同時に価値が下がってしまうためです。
最近では、数日間はレシートか領収書の提示で、返品に応じるという金券ショップも増えましたが、基本的に金券ショップで購入したものは返品や交換、払い戻しに応じてもらえないと考えておいた方がいいでしょう。
この記事をご覧の方には「【払い戻し】新幹線回数券の払い戻しはどうやるの??新幹線の回数券払い戻し方法について」も参考になります。
新幹線回数券のような例外もありますが、金券ショップで販売している商品は、お客様から買取した中古品です。
明らかに商品に瑕疵があった場合などは別ですが、金券で商品に瑕疵があると言えるケースは、金券が利用できなかった場合ぐらいです。
なので、よほどのことがない限り、金券ショップの販売商品に瑕疵はないことになるでしょう。
金券ショップでは、新幹線回数券を販売しているので、一般的な小売店などと混同されがちですが、業種としては古物商になり、リサイクルショップの一種です。
リサイクルショップで古着などを購入したら、大抵の場合は返品を受け付けてもらえないでしょう。
返品などの対応は、定価で購入した商品にのみ存在する特権のようなものです。
実は、定価で商品を購入することにもメリットがあるのです。
関連記事「新幹線・電車・バス・飛行機の格安チケットについて」
仮に、金券ショップで返品をOKとすると、それなりに弊害も発生します。
最も起こりうる弊害は、機会ロスの発生でしょう。
商品券やギフトカードを金券ショップで購入し、日々の生活費を節約している方も多くいらっしゃいます。
こういった方の中には、店頭にある商品券やギフトカードを全て購入し、店舗の在庫を買い占めてしまうお客様も多くいます。
店舗によっては、バックルームなどに予備の商品を用意しておくこともあるぐらいです。
もし、返品を受け付けるようになると、商品券やギフトカードの買い占め合戦は、より加熱することでしょう。
なぜなら、いつでも購入時の価格で現金化できるのですから、現金状況を気にすることなく、買えるだけ買ってしまえばいいことになるからです。
そうなると、本来節約が必要な人(≒資金力のない人)が商品を購入できない可能性が増えてしまいます。
毎日必要な数だけ商品券やギフトカードを購入するようなお客様が、金券ショップを利用できなくなってしまうのです。
こうなると、金券ショップを利用して節約ができるのは、特に節約の必要もないお金持ちばかりといった状況にもなりかねません。
既に現状それに近い状況になってしますが、店舗側が在庫を隠すなど努力して、より多くのお客様に商品が行き渡るようにしているのです。
返品を受け付けるようになると、現状より買い占めるメリットが増えるので、金券ショップが返品を受け付けるようになることは、まずないと断言できます。
関連記事「金券ショップでの換金率が高い商品券・ギフトカード一覧」
金券ショップで返品を受け付けることがある唯一の商品と言ってもいいのが、新幹線回数券をはじめとする新幹線格安チケットでしょう。
店舗によっては一切返品や交換、払い戻しを受け付けていないこともありますが、大抵の金券ショップでは、レシートか領収書と切符の持参で、購入日から3日~7日以内で返品を受け付けることが多いです。
新幹線チケットの返品を受け付ける金券ショップは、郊外型店舗の方が緩めの条件なる傾向があります。
というのも、多くの金券ショップが出店する駅前では、新幹線チケットを購入した当日に利用する顧客が多く、そもそも返品の可能性が少なくなるためです。
駅前の金券ショップで返品の可能性があるとすれば、復路の新幹線チケットを使わなくなってしまった時ぐらいでしょう。
なので、駅前の金券ショップでは、返品の期間を3日以内などで設定していることも多いです。
一方、郊外型の金券ショップでは、利用日の数日前に新幹線チケットを購入するケースが多く、7日程度の期間を設けていないと、条件を満たせないケースが増えてしまいます。
あまり返品の条件を厳しくし過ぎると、駅前の金券ショップに行くメリットが大きくなってしまうので、郊外型の金券ショップの方が、返品の条件を緩めに設定する傾向があるのです。
金券ショップで新幹線チケットを購入する際、残りの有効期限が2ヶ月ほど残っているか確認しておくといいでしょう。
私のお店では、有効期限が残り1ヶ月を切っている新幹線チケットを、原則買取不可としています。リスクが大きくなるためです。
買取する際は50%~70%程度の買取率にしますし、区間によっては50%以下になることもあります。
本当に不要な方はそれでも売却するので、たまに期限が短い切符をセール品として提供することもあります。
そのような商品の場合、販売時に必ず返品不可である旨を一言添えますが、お店によってはこういった声掛けをしないことがあるかもしれません。
目安として、有効期限が残り2ヶ月程度あるかどうかを確認するといいです。
新幹線回数券の有効期限は購入日から3ヶ月ですから、有効期限が2ヶ月程度残っていれば、返品を受け付けていない金券ショップでも、買取対応はしてくれます。
最近では金券ショップが自動販売機を運営することも増えています。金券ショップで返品や返金の対応が増えた理由の一つに、自動販売機の普及が関係します。
自動販売機を設置すると、必ず「購入する商品を間違えた」というトラブルが発生します。
実際に間違えた場合もありますが、単に予定が変わったりしただけの場合も多く、本来なら返品や返金ではなく、買取対応となるケースも多いのです。
ですが、返品や返金のルールを細かく設定すると、店頭で対応する人員に大きな負担がかかってしまいます。
なので、レシートや領収書持参の場合に限り、〇日以内なら返品可能とする金券ショップが増えたのです。
ちなみに、金券ショップの自動販売機で切符を購入した場合、領収書を発行しないと購入を証明する書類は一切出てきません。
自動販売機を利用する場合は、領収書の発行と、取り忘れに注意するといいでしょう。
なお、同じ切符でも、青春18きっぷのような期間限定商品は返品や返金の対象外です。
関連記事「青春18きっぷのバラ券を金券ショップで購入する4つのコツ」
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今回は金券ショップが返品・交換・払い戻しに応じない理由を紹介しました。商品券やギフトカードなどの金券は、通常クレジットカードでの購入ができません。
金券ショップを利用する場合もクレジットカードの利用はできないことがほとんどです。
しかし、金券ネットではクレジットカードで金券を購入することができます。
もちろん、金券ショップで購入するように安くなるわけではありませんし、配送料などの手数料もかかりますが、ギフト用のチケットを購入したい場合など、こちらの方が便利な場合もあるでしょう。
この記事をご覧の方には【金券ねっと】この記事をご覧の方には「【商品券・ギフトカード他】換金率が高い金券の買取価格相場|金券ショップで売るといくら?」も参考になります。