金券ショップでは支払いの際にクレジットカードが利用できませんが、これは利益がなくなってしまうことが原因なので、買取する商品がクレジットカードで購入されているかどうかは問題ではありません。
ただ、クレジットカードの現金化はカード会社の規約に違反する行為ですし、金券ショップで高価買取しているからといって、続けて利用するのはおすすめしていません。
どうしても1度だけ利用しなければならないという場合には仕方がないかもしれませんが、できる限りキャッシングやカードローンですませておいた方がいいと思います。
さて、新幹線回数券をクレジットカードで購入した場合、切符にクレジットカードで購入した旨の印が付くことはご存知ですか?
購入場所によっては印が付かないような場合もありますが、原則として、新幹線回数券をクレジットカードで購入したかどうかは切符を見れば分かるようになっています。
金券ショップで販売している新幹線回数券の使い方や利用条件についてはこちら
新幹線回数券は金券ショップでかなり売れる商品です。その分問い合わせも多いので、使えない期間、指定席への変更方法、途中下車や乗り越し精算、有効期限、買取価格を高くするコツなど、個別の情報についても詳しく紹介しています。
この記事をご覧の方には「金券ショップでクレジットカードが使えない理由」も参考になります。
新幹線回数券は通常6枚1綴りで販売されています。金券ショップではバラ売りを商売としているので、新幹線回数券を1枚から購入することができますが、3人で往復する時などは自分でJRで購入した方がお得になる場合もあります。
購入は現金・クレジットカードのどちらも可能で、駅構内に新幹線切符の自動券売機がある場合は自動券売機でも購入できます。
ただし、東京駅近郊の新幹線切符の自動券売機で新横浜発着の新幹線回数券や小田原発着の新幹線回数券は購入できない場合が多く、購入する駅から離れた駅を発着駅とする新幹線回数券はみどりの窓口でなければ購入できない場合もあります。
さらに、購入する駅から3駅~4駅ほど離れている区間を発着駅とする新幹線回数券の場合、みどりの窓口でも購入できないことがあります。
これは新幹線回数券が金券ショップなどを通じて現金化されるのを防ぐ目的もありますが、JR東日本、JR東海、JR西日本と発着駅を管轄する会社が異なることがあるのも理由の1つです。
クレジットカードで新幹線回数券を購入した場合、多くは上の写真のように、切符の左上か右下あたりの部分に「C制」という文字が印字されます。
これは現金で購入した場合には印字されないもので、クレジットカードで購入したことが一目で分かるようになっています。
ついでに、左下には購入した駅の名前と購入した機会番号が印字されるようになっています。機会番号が印字されていない場合は、該当する機会が1台しかないことが多いです。また、旅行会社で発券した新幹線回数券の場合も機会番号が印字されないことが多くなっています。
利用する際には現金で購入した新幹線回数券と、クレジットカードで購入したC制の新幹線回数券の間に特に違いはありません。ただし、返品・返金の対応ができる条件が現金で購入した場合とクレジットカードで購入した場合とで変わります。
JRの新幹線発券機で発券した新幹線回数券には、クレジットカードで購入した場合に必ず「C制」の文字が印字されるようになっています。また、一部の旅行会社で発券した場合にも「C制」の文字が印字されることがあります。
ただし、旅行会社によっては、発券機とクレジットカード決済機が連携されていない場合もあります。その場合はクレジットカードで購入した新幹線回数券と現金で購入した新幹線回数券の間に見ただけでは違いが分からない切符が発券されてしまいます。
ここで問題となるのが、クレジットカードで購入した新幹線回数券は、返品・返金時の対応に制限がかかることです。切符が発券できる旅行会社も、JRから委託で切符を発券しているので、返品・返金の手続きの際にはJRのルールに従う必要があります。
そこで、旅行会社はクレジットカードで発券したことが分かるように、切符にスタンプを押すことで対応していることがあります。
スタンプは赤文字で「C制」「クレジットカードで購入」「返品・返金は購入窓口でのみ対応」など様々なものがあります。
ちなみに、JRの駅員さんが誤って切符の処理をしてしまった場合や、改札を通った後で利用を取りやめた場合などにも、その旨のメモとスタンプで処理をするのですが、多くの場合が青文字になっています。
後々トラブルになりやすいのが、青春18きっぷに誤ってスタンプを押してしまった場合で、JRの職員のメモ書きだけだと金券ショップで買取してもらえなくなることがあります。
自分で残り回数を全て利用する場合はいいのですが、利用後に金券ショップで買取してもらう予定の人は、誤記入があった場合はスタンプを押してもらうように気を付けた方が無難です。
クレジットカードで購入した新幹線回数券は返品・返金の際の条件が異なると何度か紹介しています。新幹線回数券も、1枚も利用していない状態であれば、有効期限内なら払い戻しに応じてもらえます。
現金で購入した新幹線回数券は、1枚も利用していないことが条件にはなりますが、基本的に切符の区間内の駅であれば払い戻しに応じてもらえます。
できるだけ、購入した駅と同じ会社(東日本・東海・西日本など)が管轄している駅で払い戻しの手続きをすることをおすすめします。
一方、クレジットカードで購入した新幹線回数券は、1枚も利用していない条件に加えて、購入した駅でしか払い戻しに応じてもらえません。さらに、購入時に利用したクレジットカードも提示する必要があります。
また、クレジットカードで購入した新幹線回数券の払い戻しは、現金で行われるわけではなく、購入のキャンセル処理をすることで対応しています。なので、現金が受け取れるわけではありませんのでご注意ください。
仮に現金が受け取れてしまったら、それこそクレジットカード現金化になってしまいます。JRはその点厳しく対応しています。
6枚綴りの新幹線回数券全てを利用する予定がない場合は、現金での購入になってしまいますが、金券ショップで新幹線回数券のバラ売りを購入するか、素直に片道or往復分の新幹線切符を購入することをおすすめします。
関連記事「新幹線・電車・バス・飛行機の格安チケットについて」
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今回は新幹線回数券をクレジットカードで買ったかどうか見分ける方法を紹介しました。新幹線回数券などの金券は、通常クレジットカードでの購入ができません。金券ショップを利用する場合もクレジットカードの利用はできないことがほとんどです。
しかし、金券ネットではクレジットカードで金券を購入することができます。もちろん、金券ショップで購入するように安くなるわけではありませんし、配送料などの手数料もかかりますが、ギフト用のチケットを購入したい場合など、こちらの方が便利な場合もあるでしょう。
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