新幹線の指定席を予約するかどうかの判断基準に、列車の混み具合を挙げる方も多いと思います。
空いていれば自由席を利用したいけど、立ちっぱなしで移動するのは嫌だから、列車が混んでいたら指定席を利用したい。こう考える方も多いはずです。
ただ、JRや旅行会社、金券ショップでは、列車の混み具合については聞かれても絶対に応えることができません。
列車が混んでいるかどうかや、自由席に座れるかどうかは、その列車に乗ってみないと分からないので、聞かれても答えることができないのです。
それでも何とか新幹線の混雑具合が分からないかとお悩みの方に、今回は新幹線指定席の空席情報を調べる簡単な方法を紹介します。
金券ショップで販売している新幹線回数券の使い方や利用条件についてはこちら
新幹線回数券は金券ショップでかなり売れる商品です。
その分問い合わせも多いので、使えない期間、指定席への変更方法、途中下車や乗り越し精算、乗継割引、学生割引、小人料金、払い戻し方法、有効期限、買取価格を高くするコツなど、個別の情報についても詳しく紹介しています。
この記事をご覧の方には「金券ショップでクレジットカードが使えない理由」も参考になります。
[テキスト新幹線]
JR東日本が運営する新幹線である、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、山形新幹線、秋田新幹線を利用する場合、空席情報はえきねっとを利用するのがいいでしょう。
えきねっとはJR東日本が運営するウェブサイトで、会員登録をすれば切符の購入・予約もできる便利なサイトになっています。
利用料金などは特にないので、東日本のエリアで新幹線を利用することが多い方は会員登録もしておいた方がいいでしょう。なお、会員登録をしていなくても空席情報の検索は可能です。空席情報を検索した場合は下のような画面になります。
えきねっとより
空席情報も「○」「△」「×」程度の目安ではありますが、「○」なら座席に余裕がある「△」なら3人席の確保が困難、複数人での移動の場合は座席が離れてしまうかも、「×」なら満席といった具合で座席の状況を判断することができます。
また、空席情報を検索したタイミングでも、数日前で「△」なら急がないと満席になってしまう状況ですが、当日で「○」といった状況もあるかもしれません。当日で「○」なら自由席が利用できる車両なら自由席で十分なのが普通ですが、利用者皆がそう考えていた場合、指定席がガラガラであっても、自由席は混みあっているという状況はあり得ます。
あくまでも指定席の混み具合という目安であることに注意した方がよさそうです。
東京から新大阪までの区間を運行する東海道新幹線を利用する方は、空席情報の検索にJR東海が運営しているJRサイバーステーションを利用するのがいいでしょう。
JRサイバーステーションはデザイン性はあまりないウェブサイトではありますが、空席情報が知りたいという要望はしっかり満たせています。むしろ、最近のウェブサイトはデザイン性が高いのですが、どこにどんな情報があるのかすぐに分からない場合も多く、ご年配の方などは苦手意識が高いかもしれません。
しかし、JRサイバーステーションなら、無駄な装飾やリンクが一切ない親切設計になっているので、普段ウェブサイトの利用をしない方でも十分活用できると思います。
JRサイバーステーションのサンプル画像をいくつか紹介しておきます。
JRサイバーステーションより
新大阪から博多の間を運航する山陽新幹線を利用する方は、空席情報の検索にJR西日本が運営しているe5489を利用するのがいいでしょう。
山陽新幹線は、先程紹介した東海道新幹線と乗り合わせで運行しているため、東海道・山陽新幹線として認識している方も多いと思います。また、JRサイバーステーションでも山陽新幹線の区間の空席情報を閲覧できるようです。
ただ、e5489はJRサイバーステーションと違い、切符の予約・購入もできるようになっているため、新大阪以西の山陽新幹線を利用する機会が多い方はJR西日本が運営するe5489を利用した方が利便性が高いでしょう。
e5489を利用する際は、切符の受取は基本的にJR西日本・JR四国・JR九州の管轄エリアの駅でないと予約した切符の受取ができない点に注意が必要です。
これまで紹介したウェブサイトの中でもe5489が最も分かりやすく綺麗なウェブサイトになっていました。JR西日本の管轄となる米原駅以西にお住まいの方で西方面の切符を購入する場合はe5489を利用するのがおすすめです。
e5489より
東海道新幹線・山陽新幹線をご利用いただく方なら、当サイトでも何度か紹介しているJRのサービスである、エクスプレス予約の画面から空席情報を確認することもできます。
エクスプレスカード(EXカード)は年会費1,080円で入会できるJRのサービスで東海道・山陽新幹線の会員制ネット予約&IC乗車サービスです。エクスプレスカードにはJR西日本とJR東海の2種類があり、自分が利用する駅に近いエリアのものを所持するのが普通です。
エクスプレス予約の画面からならリアルタイムで空席情報が確認できますし、気に入った席があればそのまま予約することも可能です。予約もPCだけでなくスマホからも可能になっていますから、かなり便利なサービスになっていることが分かると思います。
年会費もさほど高くないので、個人で入会しておくのもいい選択だと思います。
関連記事「新幹線・電車・バス・飛行機の格安チケットについて」
[新幹線]
金券ショップをよく利用している方の中には、かなり新幹線や在来線の切符に適用されている料金ルールに詳しい方もいらっしゃいます。
そんな方でも新幹線回数券や在来線回数券の乗り越し精算のルールが、通常の切符の料金計算のルールと違うことをご存じない場合もあります。
金券ショップに目的の区間の切符がない場合に、別の区間を買おうとする方もいらっしゃいますが、回数券における乗り越し精算のルールについて誤解していることもあるので、なるべく詳しく利用区間についてヒアリングしています。
たまに鬱陶しそうにされてしまうこともありますが、せっかく安くしようと金券ショップを利用していただいていますから、損をさせるわけにはいきません。
ご面倒かもしれませんが、一緒にどうしたら料金が安くなるのかを考えさせていただければ嬉しく思います。店頭でもちょっとだけお付き合いいただければ幸いです。
金券ショップを利用するより安く新幹線格安チケットを購入する方法はこちら
遠出をする方の中には、現地でホテルを利用する方もいると思います。新幹線を利用する時にJRで切符を購入する場合、長距離で安くなるのは往復割引ぐらいです。しかし、[テキスト新幹線]
もし、切符はJRの往復割引か金券ショップの格安チケット、ホテルの予約なら[テキストホテル]
この記事をご覧の方には「【利用無料】スマートEXで新幹線の指定席をネット予約する方法」も参考になります。