京成バスは東京都と千葉県の間を走る路線を運行しています。
京成バスの名前は東京の「京」と国際空港で有名な千葉県成田市の「成」に由来します。
東京都では東京駅の北東側、台東区・荒川区・墨田区を走り、荒川を渡って江戸川区と葛飾区を網羅しています。
千葉県では、北は流山市から江戸川沿いを下って東京ディズニーリゾートで有名な浦安市まで数多くの路線でつなぎ、さらに東京湾を囲むように千葉市までカバーしています。
京成バスの路線は人口密集地を走っていますから、生活の足として、また通勤通学の足として便利に使っている人も多いことでしょう。
バスは電車に比べて運賃が高いと感じる人が多いと言います。京成バスの利用料金を安くできるとっておきの方法をご紹介しましょう。
この記事をご覧の方には「名鉄バスの運賃・料金を節約する方法」も参考になります。
多くの鉄道・バス会社は、たくさん株式を保有してくれている株主への優待として株主優待乗車証をプレゼントしています。
京成電鉄株式会社でも100株以上の株式を保有してくれている株主に株主優待乗車証をプレゼントしています。
1枚で1回だけ使える回数券タイプの株主優待乗車証と、半年ある有効期間中は何度も使える定期タイプの株主優待乗車証を発行しています。
対象になるのは主に電車で、回数券タイプの株主優待乗車証は京成バスの乗車には使えません。
保有している株式が2万5千株以上になると京成バスの乗車にも使える定期タイプの株主優待乗車証をもらえます。
この京成バスにも乗れる定期タイプの株主優待乗車証を手に入れられれば、京成バスの利用料金をかなり節約できるのです。
株主優待乗車証は1年に2回もらえるチャンスがあります。
株主優待乗車証をもらえる権利が確定するのは3月31日と9月30日で、それぞれ5月と11月に郵送されてきて、11月末日または翌年5月末日までの半年間が有効期間です。
ただし、残念なことに成田空港行きの高速バスの乗車には株主優待乗車証は使えません。
コミュニティバスや深夜急行バス、貸切バスも対象外になっていて、京成バスの一般の路線バスと京成電鉄の電車の乗車にしか使えないので注意してください。
深夜バスは通常の路線バスとの差額を払えば、株主優待乗車証を使って乗車できます。
半年間、京成電鉄株式会社の電車やバスが乗り放題になる定期タイプの京成株主優待券はとても魅力的ですが、京成電鉄株式会社の株式を2万5千株以上買いそろえるのは結構高い買い物だと感じる人も多いことでしょう。
京成電鉄株式会社の株価は1枚3,000円ほどで取引されていますから、2万5千株を買いそろえるには7,500万円投資しなければならない計算です。
京成バスの利用料金を節約したい人にお勧めしたいのは、京成電鉄株式会社の株式をたくさん買うのではなく、ネットオークションや金券ショップで定期タイプの京成株主優待券だけを手に入れる方法です。
ネットオークションはヤフオク!やAmazonでも実施していて、京成電鉄株式会社の京成株主優待券の相場はオークファンというサイトに行くとまとめて比較できるようになっています。
5月に送付された京成株主優待券は、5月末での販売価格相場が18万円前後です。
6月になって有効期間が半年に満たなくなると多少京成株主優待券の値段は17万円前後まで下がりますが、それでもさすがに首都圏だけあって、京成電鉄株式会社のバスにも電車にも使える定期券タイプの株主優待乗車証は、東京を含まない都市の株主優待乗車証よりも高いです。
金券ショップでもネットオークションとほぼ同じくらいの値段で京成株主優待券を売っていることもあります。
金券ショップは駅の近くにあることが多いので、京成電鉄の駅の近くに寄った時に、京成バスにも使える定期タイプの京成株主優待券を置いていないか、聞いてみるのも良いでしょう。
オークファントップバスにも使える定期タイプの京成株主優待券は、金券ショップやネットオークションでも大体17~18万円で手に入れることができます。
京成株主優待券の有効期間は6カ月ありますから、半年分の定期券の代金が17~18万円前後かそれ以上の金額である人は、京成株主優待券を定期券の代わりに使うと、京成バスの利用料金が安くなるかもしれません。
定期券の場合、自宅と会社や学校など間の決められた区間でしか使えませんが、定期タイプの京成株主優待券であれば、いつもの区間以外も追加料金なしで利用できるからです。
仕事の帰りに隣の駅までエステに通ったり、休日に友達と電車に乗って別の街まで買い物に出かける時にも使えます。また、株主優待乗車証には記名本人しか使えないという規則がありませんので、休日などに家族の誰かが使いたい時は貸してあげることも可能です。
京成バスが運行している路線の中には京成線も走っている地域があります。定期タイプの京成株主優待券には、バスには乗れないけれど京成電鉄のほとんどすべての路線で乗り放題になる優待乗車証もあり、ヤフオク!などでの落札価格を調べてみると、大体4万円程度で取引されていることがわかります。
京成バスの乗り放題も含むと定期タイプの京成株主優待乗車証の取引価格は17~18万円まで上がってしまいますから、電車をメインに利用する人は、バス乗り放題は外した方が賢明です。
バスの定期券は電車に比べて割引率が低いので、京成バスも乗り放題になるフリーパスタイプの京成株主優待券を半年分の定期券だと思えば高くないという区間もあります。
定期を購入するより京成株主優待券を購入した方がお得になる区間として、まず第一に挙げられるのは、京成バスの定期券代だけで17万~18万円になってしまうケースです。
ただし、京成バスのホームページで定期券代を調べてみると、京成バスの最高運賃は640円で、その区間の6カ月の定期券代は155,520円でした。
千葉市内など、バスをいくつか乗り継いで通勤している人であれば、乗継定期券というしくみになるので、定期券代が17万~18万円になる可能性はあります。
京成株主優待券を購入した方がお得になる区間で人気があるのは、京成バスで東京スカイツリー周辺に職場があるケースです。
京成バスだけでなく、京成押上線の路線も通っていますから、電車とバスで自由に動けます。千葉県内の自宅からバスと電車、そして最後にもう一度バスに乗って通勤できますし、会社帰りの寄り道にも便利です。
京成株主優待券が定期券よりもお得になる区間として、人気の第三位は千葉市若葉区や花見川区に自宅があるケースでしょう。
若葉区や花見川区は電車の路線から外れた区域にあるので、生活の足として京成バスを利用している人も多いことでしょう。京成株主優待券は、誰でも使えるので休日に家族に貸してあげてフル活用できます。
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