青春18きっぷ(青春18切符)の利用時期に被せる形で運行している快速列車に「ムーンライトながら」があります。
夏の運転日は7/22~9/4となっています。
今回は青春18きっぷを使う方はよくご存じのムーンライトながらについてです。
この記事をご覧の方には「青春18きっぷのバラ券を金券ショップで購入する4つのコツ」も参考になります。
ムーンライトながらは、東京駅 – 大垣駅間を東海道本線経由で運行する夜行快速列車です。
青春18きっぷの発売期間にほぼ合わせる形で1日1往復が運転されています。
時刻表は毎シーズンほとんど変わりません。
参考サイト:ニュースリリース|JR東海
指定席料金も夏の期間と変わらずです。
ムーンライトながらに乗るには、乗車券のほかに指定席券が必要です。
基本的には520円ですが、閑散期は320円(夏は9/1のみ)になります。
ムーンライトながらの停車駅は上り線と下り線で若干違いがあります。
東京駅 – 品川駅 – 横浜駅 -沼津駅 – 静岡駅 – 浜松駅 – 〔豊橋駅〕 – 名古屋駅 – 岐阜駅 – 大垣駅
※〔〕内が上り線のみの停車駅です。
東京駅 – 品川駅 – 横浜駅 – (小田原駅) – 沼津駅 – 静岡駅 – 浜松駅 – 名古屋駅 – 岐阜駅 – 大垣駅
※()内が下り線のみの停車駅です。
青春18きっぷは乗車券のみの利用が可能なので、ムーンライトながらを利用するには、上で紹介した料金の指定席券が別途必要です。
東京駅から大垣駅に行く場合、普通に購入した場合の乗車券代は6800円になりますが、小田原から大垣までは当日中に運行するので、青春18きっぷを使った方が安くなります。
その場合、東京-小田原間1490円+2370円=3860円となり、乗車券代を2940円も安くできます。
※青春18きっぷ1回分を5回分÷5で計算(11850÷5=2370)
青春18きっぷを2回分利用してもいいのですが、1490円<2370円のため、東京-小田原間は普通に切符を購入して利用した方がお得になります。
大垣駅から東京駅に行く場合も、普通に購入した場合の乗車券代は6800円になりますが、豊橋駅から東京駅までは当日中に運行するので、ここでも青春18きっぷを使った方が安くなります。
その場合、大垣-豊橋間1940円+2370円=4310円となり、下り列車ほどではありませんが、ここでも乗車券代を2490円も安くできます。
※青春18きっぷ1回分を5回分÷5で計算(11850÷5=2370)
ここも、青春18きっぷを2回分利用してもいいのですが、1490円<2370円のため、東京-小田原間は普通に切符を購入して利用した方がお得になります。
ムーンライトながらは青春18切符利用者に大人気の列車で、なかなか予約を取れないことでも有名です。
通常、JRで指定席券を購入する際は、最速でも1ヶ月前にならないと購入できません。
目的の日付のムーンライトながらの指定席券を購入するために、販売開始日に購入することを目指す必要があります。
ここで注意しておきたいのは、1ヶ月前は乗車日の1ヶ月前で考える方が多い点です。
実際には、指定席券の発売開始は「乗車する列車が始発駅を発車する日の1か月前の10時」となっています。
そのため、日付が変わった後に停車する小田原以西から下り列車に乗車する予定で指定席券を購入する場合でも、発売開始日を「乗車日の1か月前」と誤認していると、同日の10時に購入しようとしても既に完売となっている場合があるのです。
つまり、3月25日に小田原駅から大垣駅にムーンライトながらを利用して旅行に行こうとした場合、指定席券が購入できるのは、2月24日の10時からとなるということです。
確かに、小田原駅を出るのは3月25日なのですが、その列車は東京駅を3月24日に出発しているので、1ヶ月前を2月24日とみなすということです。
ムーンライトながらなど、夜行列車を利用する際には、十分に注意した方がいいですね。
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5日間の移動については、1日目は九州地方、2日目は山口から大宮まで、3日目は大宮から青森まで、4日目は青森から札幌まで、5日目は札幌から稚内まで移動しています。
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