株主優待券が配られる時期になってきました。権利確定の早い株主優待券はもう配られ始めていますね。
今日は「京王グループ」で親しまれている京王電鉄の株主優待券を紹介します。
この記事をご覧の方には「京成電鉄株主優待券(切符タイプ)の使い方|お得になる区間・料金のまとめ」も参考になります。
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京王電鉄では株式を取得している人を対象に、株主優待を実施しています。
京王電鉄の株主優待は、2つコースがあってそのうちのいずれかを選択する方式をとっているのが特徴です。
株主優待乗車証か高速バスの優待券のいずれかを選びます。
株主優待乗車証の場合、1,000株以上持っている人が対象で1,000株当たり京王電鉄株主優待券(切符タイプ)が4枚ずつ増えていく方式をとっています。
そして3万株以上になると京王電鉄株主優待券(切符タイプ)が30枚と電車全線優待パスが1枚もらえます。
57,000株以上だと乗車券が40枚と電車とバスで使える全線優待パス1枚になります。
高速バスの優待券は、5,000株以上取得している人が対象です。
5,000株以上で2枚、7000株以上で3枚、1万株以上で4枚、12,000株以上で5枚、15,000株以上で6枚、17000株以上で7枚、2万株以上で8枚、22,000株以上で9枚、25,000株以上で10枚、27,000株以上で11枚、3万株以上で20枚、57,000株以上で30枚となります。
京王電鉄株主優待券(切符タイプ)の使い方ですが、切符を使って乗車するのと同じです。
改札機に優待券を入れて通過します。そして下車するときに改札機で優待券を回収してもらう形になります。
1回の乗車で1枚優待券を使う形になります。
ですから往復で利用する場合には、少なくても2枚の優待券を持参する必要があるわけです。
ちなみに京王線以外の駅から乗車券を使って乗車して、新宿駅や下北沢駅で改札を使わずに京王線に乗ったとします。
この場合には下車するときに乗車券と優待券を2枚重ねて改札機に投入することです。
逆に優待券を使って京王線に乗車し、改札を通らずにほかの路線を利用した場合には、駅係員に相談しましょう。
ICカード乗車券と優待券を併用することは可能ですが自動改札機を利用できませんから、駅係員に伝えることです。
京王電鉄株主優待券(切符タイプ)が利用できるのは、京王線全線となります。
ただし直通運転をしている場合でも、他社線を利用した場合にはその部分の運賃は別途で負担してもらう方式を取ります。
また京王線が何らかの理由で運転見合わせになっていた場合には、振替輸送を利用することもあるかもしれません。
しかし振替輸送の場合、優待券を取り扱うことはできませんから、あらかじめ理解しておきましょう。
京王電鉄株主優待券(切符タイプ)を紛失してしまった場合、再発行することはできないので、この点にも注意が必要です。
電車に関しては京王電鉄の全線で優待券を利用することが可能です。
バスを選択した場合、京王電鉄バスや京王バス東、中央、南、小金井のバス路線で利用可能です。
しかし西東京バスや各種コミュニティバス、高速バスや空港直行バス、深夜急行バスのような特殊バスに関しては利用できないのであらかじめ理解しておきましょう。
京王電鉄では優待券の発行を年2回実施しています。5月末送付と11月末送付です。いずれにも有効期間が設定されているので、こちらにも注意が必要です。
5月発行分に関しては11月まで、11月発行分に関しては翌年の5月までになっていますから、有効期限内に使い切ってしまいましょう。
上で紹介したように、京王電鉄株主優待券(切符タイプ)には有効期限が設けられています。
もし有効期限内に優待券を使いきるのが厳しいというのであれば、売却するのも一つの方法です。
金券ショップの多くで買取を実施しています。
その他にはネットオークションに出品して、購入希望者を募る方法もあります。
ネットオークションをチェックしてみると、京王電鉄の株主優待券を購入したいという人は多いです。
ネットオークションにおける落札価格についてのデータを紹介しているサイトに、オークファンがあります。
オークファンで京王電鉄の優待券の落札価格をチェックしてみると、京王電鉄株主優待券(切符タイプ)1冊の価格がだいたい300~400円といったところで取引されることが多いようです。
優待乗車証が4枚で1,400円程度、8枚ついてくると2,700~2,800円といった感じで取引されています。優待乗車証が多ければ多いほど、なかなかの高値のついていることがわかります。
たいていのケースで京王電鉄の優待券を出品すると、応札はあるようです。
少なくても3~4件程度の応札はあって、多い場合には7件くらいの応札のある事例も見られます。
東京都南西部から神奈川県北部にかけて鉄道網を持っていて、ベッドタウンと都心部をつなぐ重要な路線の一つとされています。
ですから優待券を売りに出せば、買い手はつく可能性は高いです。使わずに紙切れにしてしまうのであれば、売ってお金にするのもおすすめです。
私鉄の株主優待券はここで紹介した株主優待券と同様の仕組みになっているものがほとんどです。
切符タイプの乗車証、定期券タイプの乗車証、グループ企業で利用できる冊子になっていることが多いです。
鉄道系の株主優待券カテゴリーにそれぞれの情報をまとめています。よかったらこれらのページも参照ください。
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