最近は、賃貸のマンションやアパートで、インターネット利用無料の物件も増えてきたように思います。
ここ10年ほどの間、何度か引っ越しもしましたが、毎回賃貸物件がインターネット利用料無料でした。
ですが、最近引っ越した賃貸アパートが、インターネット利用無料ではなかったので、約10年振りにインターネット回線の契約をすることになりました。
様々なプロバイダを比較検討をしたのですが、結局私は[会社DMM光]を選びました。
どのプロバイダーも、さほど月額利用料が変わらなかったのですが、既に、男性なら何かとお世話になることの多いDMMの会員になっていたため、登録などの手間が省けたことが大きいです。
現在、新居にDMM光回線を引いていますが、速度なども特に問題なく、満足しています。
インターネットプロバイダーの契約は久しぶりだったので、この機会に節約情報の一つとしてまとめておこうと思います。
この記事をご覧の方には「格安スマホ・日常生活で可能な節約方法について」も参考になります。
[テキストDMM光]
最初に、[会社DMM光]だけでなく、代表的なプロバイダの月額料金と初期費用の比較をしておきましょう。
情報は公式サイトのものを参考にしていますが、税込・税抜の表記が混在することや、キャンペーンなどにより月額料金や工事料金が変動することもご了承ください。
| プロバイダ | [会社DMM光] | nifty光 | ビッグローブ光 | So-net 光プラス | NURO光 G2V | エキサイト光 | ぷらら光 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月額料金 | 3,780円 ～4,080円 | 3,400円 ～3,980円 | 3,980 円 | 4,480 円 | 4,743 円 | 3,360 円 | 3,888 円 |
| 契約手数料 | 2,000 円 | 2,000 円 | 3,000 円 | 3,000 円 | 3,000 円 | 1,000 円 | 3,240 円 |
| 工事料金 | 0円～3,000円 | 15,000 円 | 27,000 円 | 24,000 円 | 40,000 円 | 15,000円 ～18,000円 | 2,160円 ～19,440円 |
| 契約期間 | 2年 | 2年～3年 | 3年 | 3年 | 2年 | 不明 | 不明 |
| 契約解除料 | 9,500 円 | 9,500円 ～20,000円 | 20,000 円 | 20,000 円 | 9,500 円 | 不明 | 不明 |
※マンションタイプの料金を参照しています
キャンペーンなどで価格の変動があるとはいえ、[会社DMM光]の料金はプロバイダ各社と比べても比較的安いです。
料金に幅があるのは、ルーターのレンタルに月額200円～300円発生するためです。
IPv6対応のルーターを持っていると確信できる場合以外では、ルーターをレンタルした方が無難でしょう。なお、Wi-Fi機能なしが200円、ありが300円です。
ほぼ全てのプロバイダが工事料金無料のキャンペーンを行っている中、[会社DMM光]だけが0円固定なのも好感触です。
ただし、土日祝日は3,000円の工事費が必要です。出張費と考えればさほどの金額ではありませんね。
[会社DMM光]の契約期間は2年となっていますが、2年以上利用すれば契約解除料はかかりません。他社プロバイダでよくある契約更新月といった概念はありません。
また、エキサイト光やぷらら光では、契約期間や契約解除料がすぐ分かる場所に記載されていませんでした。
一見エキサイト光やぷらら光の方が安く思えますが、契約期間や契約解除料が公式サイト内ですぐに分からないのは、マイナスイメージを強くしています。
プロバイダの選択で悩んだら、月額料金や工事料金などの費用だけで比較してもいいと思います。
というのも、どのプロバイダを使っても、結局NTTの光回線を利用することになるので、インターネット利用の速度が劇的に変化するようなことはないからです。
もちろん、接続の際に各プロバイダのサーバーや基地局などは経由するはずなので、登りの速度や下りの速度が全く同じということはありません。
それでも、仕事でインターネットを重用する人や、オンラインゲームのガチプレイヤーでもない限り、大きな違いはないというのが正直なところです。
私は格安スマホにUQモバイルを利用しているので関係ありませんが、docomoやau、Softbankのスマホを利用している方なら、 [会社DMMモバイル]の契約をするのもおすすめです。
インターネット回線とスマートフォンをDMMで統一すれば、契約元をDMM一社に統一できるので、管理面での利便性も高まるでしょう。
DMM光を契約すれば、自宅でWi-Fiを利用できるので、スマホのデータ通信量はほとんど不要になります。
大手キャリアの携帯から格安スマホに乗り換えるだけで、7,000円程度のスマホ料金が、3,500円程度までは節約できます。
格安スマホをこの機会に検討するのもいいでしょう。
私が引っ越しをしたのは11月だったので、引っ越しシーズンの繁忙期ではなく、むしろ閑散期だったはずです。
それでも、[会社DMM光]の申し込みから利用まで、約3週間必要でした。
年度末、特に3月頃や、異動に伴う転勤が増える9月頃など、引っ越しシーズン中に申し込むと、長ければ2ヶ月待ちという可能性もあるでしょう。
私は就職と同時に引っ越しをしたので、3月末頃にインターネット回線を申し込んだこともありますが、1ヶ月半ぐらい待たされた経験があります。
会社によっては、辞令が直前に出て、十分な余裕がなく引っ越しをするケースもあるでしょう。
そのような場合は、インターネット利用無料の物件を探した方が無難かもしれません。
私の物件は、前の居住者が光回線を利用していたため、光回線のエリア外になる可能性は0で、当日の工事もルーターを接続するだけの10分程度のものでした。
ですが、物件の所在地によっては、光回線のエリア外になるリスクも覚悟しておく必要があります。
地方都市程度なら、エリア外になるリスクも低いのですが、ド田舎となると可能性は高くなります。
申し込み後にオペレーターから確認の電話があるのですが、その時に「万が一ですが、光回線のエリア外になることもあります」と言われました。
光回線を繋げる住所などの情報を入力した後の話なので、住所だけでは判別できないことなのだと思います。
[会社DMM光]に限らず、光回線のインターネットを利用する際には、確実に必要になるものがあります。
それがID、パスワード、住所やクレジットカードの情報です。
ここでのIDとパスワードは、インターネット回線に繋げるためのIDやパスワードではなく、プロバイダの管理画面にログインするためのIDとパスワードです。
私も、一度他のプロバイダに申し込みするつもりだったのですが、これらの入力が思ったより面倒だったので、元々アカウントを持っていたDMMの光回線を利用するように、途中で方針転換しました。
同じ様に、管理が面倒で、IDやパスワードを増やしたくないユーザーも多いのではないかと思います。
そのような方は、既にIDを作っているサービスがないか探してみるのもいいでしょう。男性ならかなり高い確率でDMMのアカウントは持っているのではないかと思います。
[会社DMM光]の接続までの紆余曲折を、せっかくですから共有しておきたいと思います。
インターネットへの接続では、今まではPPPOE（IPv4）接続を利用していました。
これは、インターネットに接続する際、プロバイダが提供するIDやパスワードの設定が必要になるというものです。
ですが、最近ではインターネットへの接続の主流がIPv6に移行し始めているようで、従来のPPPOE接続とは違い、接続の際にIDやパスワードなどの入力や設定が不要で、ルーターの電源を入れたら全ての設定を自動で行うようになっていました。
私はWi-Fi用に所持していたルーターの設定に苦戦したので、実際にインターネットに接続できたのは工事が終わった次の日になってしまいましたが、IPv6タイプの回線が繋がるまでには、一般的に2時間～4時間あれば十分なようです。
ちなみに、Wi-Fi用のルーターとして使用していたのはASUS デュアルバンド WiFi 無線LAN ルーターです。
私がWi-Fiルーターの設定に苦労したのは、以前の物件でPPPOE接続だったため、ルーターの設定がローカルルーターモードになっていたようです。
以前の物件で設定した情報で、回線に接続しようとしてしまっていたため、Wi-Fiでインターネットを閲覧できない状態になっていたようでした。
1年ほど利用しているルーターで、初期設定などが終わっていたため、説明書を処分してしまっていました。
仕方がないので、一度リセットして初期状態に戻したところ、ローカルルーターモードからアクセスポイントモードに変更することができました。
ルーターの設定に苦戦していた私は、DMM光のテクニカルサポート：0120-660-482に問い合わせをしたのですが、そこでの対応は非常に丁寧で好感触でした。
[会社DMM光]のサポートでは、顧客のフルネームと連絡先（TEL）で、問い合わせ内容を紐づけしています。
インターネットへの接続が完了するまで、3回問い合わせしていますが、違う担当者に当たっても、状況を一から説明する必要がないので大変助かりました。
ちなみに、どの担当者さんもすごく丁寧で好感の持てるものでした。
Q1：接続までに2時間～4時間かかるとのことだったので、念のため6時間ほど待ってみたがWi-Fiからネットに繋がらないんですけど？
A1：ルーターを2つ接続しているとどちらを利用するか迷う場合があります
※回線接続用レンタル品とWi-Fi用所持品の2つあることを知っていた
とりあえず、所持ルーターとの接続を外し、ルーターを初期化して再起動することにしました。
ただ、6時間ほど待ってからルーターを接続するも、Wi-Fiで繋げられません。この時点で18時を過ぎていたため、再度ルーターの初期化と再起動を行い眠ることにしました。
Wi-Fi用の所持ルーターを接続してもWi-Fiからネットに繋がりません。私のPCはノートパソコンで、有線LANで繋げようにも、LANコネクターがありませんでした。
仕方がないので、家電量販店に行き、LAN⇒USB変換ケーブルを購入します。
すると、LANケーブルを使えばネットに繋がることが分かります。Wi-Fi用のルーターも繋げると、Wi-Fiの電波は認識しているのですが、インターネットには繋がりません。
Q2：LANケーブルを使えばネットに繋がるのですが、Wi-Fiでは繋げられないみたいです。何ででしょう？
A2：まずインターネットに接続できているかどうかを調べてみます。…確かにインターネットへの接続は完了していますね。その場合、Wi-Fi用のルーターの設定に問題があるのだと思われます。
というアドバイスだったので、Wi-Fi用のルーターの設定をやり直すことにします。しかし、ルーターがIDとパスワードを要求してくるため、自動で設定されてしまうIPv6では必要な情報が分かりません。
Q3：ルーターの設定に必要なので、IDとパスワードを教えてもらえませんか？
A3：回線への接続用のルーターはレンタルされているので、Wi-Fi用のルーターはアクセスポイントモードで利用していただけますか？
指示通りに、Wi-Fi用の所持ルーターをアクセスポイントモードに変更したら、無事にインターネットへ接続することができました。
合計3回の問い合わせをしていますが、毎回快く答えてもらえたので驚いています。
また、契約の経緯から問い合わせの内容、その時の対応までがデータベース化されているので、違う担当者に同じ説明を1からしなくていいのは快適でした。
最近、電話対応のよくないサービスに何度も遭遇していたので、[会社DMM光]の対応には好感を抱いています。
格安のインターネット光回線ならDMM光がおすすめです。
最安値ではありませんでしたが、公式サイトで掲示される料金の明確さは好感触です。
また、既存のDMM会員の方なら、新たにIDやパスワードを作らなくてもいい点は利便性が高いでしょう。
加えて、格安スマホも利用すれば、さらに賢く節約できる点も見逃せません。
問い合わせサポートセンターの電話対応も、非常に丁寧で好感の持てるものでしたし、[会社DMM光]の契約はものすごく満足度の高いものでした。
[テキストDMM光]
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